2021年5月14日 21:00
Tempalay、生命力を感じさせた「ゴーストツアー」ファイナル公演レポート到着 「ぜひ生きていてください。幸せに、適当に」
写真:井手康郎(GRACABI)
5月13日(木)、TempalayがZepp Hanedaで開催した「ゴーストツアー」のファイナルとなる東京公演のオフィシャルレポートが到着した。
最新作『ゴーストアルバム』からの楽曲を中心とするセットリストが組まれた今回のツアーでは、アルバムのほぼすべての楽曲でベースをプレイしたBREIMENの高木祥太をサポートに迎え、最新のバンドの姿を披露。この日は演出に盟友Margtも迎えた特別な内容で、全12公演に及んだツアーを最高の形で締め括った。
不穏なサイレンが鳴り響く中、ステージ前方の幕が開くと、明滅するフラッシュとレーザーによるド派手なライティングですぐにTempalayの世界に引き込まれる。これまでとは上手・下手を逆にして、上手からJohn Natsuki、高木、小原綾斗、AAAMYYYが並び、一曲目は“シンゴ”からスタート。音源より少しだけテンポを落として、4人の呼吸を確かめるような演奏が印象的だ。
バンドの背後には全面に巨大なスクリーンが配置され、そこに映し出されるサイケデリックな映像とともに、“人造インゲン”や“のめりこめ、震えろ。