進化を続ける龍宮城の現在地 全員での作詞で広がった、7人それぞれの個性と表現
昨年秋より第2章の幕を開けた龍宮城の勢いが止まらない。
来る2月28日、3月1日には龍宮城初のアリーナ2DAYS公演の開催を控え、デラックスアルバム「SHIBAI (Deluxe)」を引っ提げて、リリースイベントも開催した。
そんな龍宮城に、今回は楽曲の話やメンバーの“ズルい”一面をインタビュー。昨年のインタビュー時に語っていた目標の進捗についてなどたっぷりと語ってもらった。
「盛りだくさん」なデラックスアルバムでの聴きどころ
――2月25日に発売される2nd アルバム『SHIBAI(Deluxe)』は、どんな1枚でしょうか?
KENT“Deluxe”というだけあって、めちゃくちゃ盛りだくさんな内容になっています。曲調も幅広くなっていますし、自分たちが作詞に携わらせていただいていることもあって、中身の内容量が豊富で、自分たちの思いが乗っているアルバムになったと思っています。
――今回の収録曲で、ご自身のここに注目してほしいというポイントを教えてください。
齋木春空(以下、齋木)僕は新曲の『SAIGI』のサビ前のフェイクを担当しているのですが、そこに注目してほしいです。
S僕は『SAIGI』のRayとKENTのラップ後のBメロの部分、曲調がガラッと変わるところを担当しているのですが、そこを歌いたいなと思っていたので、やらせていただけてすごく嬉しいし、自分の声質を生かせているなと実感しています。
KENT『SAIGI』のラップ部分は僕的にも注目です。最近はラップ調の曲が多くなって、ガナリだったり、起爆剤的なパートを担当することも多いので、盛り上げられるように頑張っています。これだけラップが多い歌割りって、意外と初めてですし、ダンスも含めて、しっかり盛り上げたい部分なので、ぜひ見てほしいです!
KEIGOそれこそ『SAIGI』は、龍宮城のステージに合っているバンドサウンドの楽曲なので、すごい盛り上がるんじゃないかなと期待しています。ファンの皆さんとぶつかり合える曲になっていますし、僕自身「元気がほしいな」っていう時に、力をもらえるなと感じているので。Ray自分は『あっかんべ』の最初の歌割りのところの叫びですね。曲の始まりの部分なので、そこで注目度が決まるというか、曲へのくぎづけ度が変わると思うので、ぜひ注目していただきたいです。
冨田侑暉(以下、冨田)僕も『あっかんべ』なんですけど、2番の≪戦わなきゃ負けなあんまりな世界で»っていうところが、待ってるだけじゃ、自分から行動しないと何も起こらないなっていうのを改めて感じさせてくれて。
等身大で歌わせてもらえている感覚がするからこそ、今後3年後、5年後、自分の価値観や捉え方が変わった時に歌い方が変わってくるんじゃないかなと思い楽しみです。
ITARU自分は「OMAJINAI」です。今までの曲と比べて、声の表現もすごく変化させていて、また違った表現の幅をお見せできているのかなって感じているので、ぜひ注目してほしいなと思います。
全員が作詞に携わった本作。龍宮城のインプット事情は?
――先ほどお話にも出たように、今回のアルバムは全員が作詞しているところも1つポイントだなと感じました。みなさん、クリエイティブに携わるにあたって、どのようなところからインプットしているのでしょう?
齋木僕は映画を見た時に「自分だったらこう思うな」と考えたり、印象に残った歌詞をメモにして書き留めたりするようにしています。
KENT僕は、この間、初めてお笑いを生で見に行ったんですけど、すごいなと感銘を受けて。いろんな発想や試行錯誤を重ねてクリエイティブしていかないと絶対作れないよなって思うようになりました。それでもっとメンバーと話し合って、スタッフの方ともコミュニケーションを取って、刺激を受けることって大切だなって改めて思ったところです。
S好きな音楽を起点に、どんどん引いていって、自分の色にしていくのが自分に合ってるクリエイティブなやり方なのかなと思っています。曲に限らず、ファッションとかにおいても、好きなものに対してはしっかりと知ってから、自分のものにしていくタイプなんです。
冨田僕は漫画を参考にすることが多いですね。漫画はバトル系やホラー系も見ますが、BL作品に出させていただいたことをきっかけに、BL作品も見るようになりました。漫画の魅力は、映像だと描ききれないような表情だとかコマの感じがあること。そこから「どういう感情を持っているのか」考えて、引き出しを増やしています。
KEIGO僕はとにかくいろんなジャンルの曲、邦楽も洋楽も聴くようにしています。歌詞の言い回しだったり、音のハメ方だったりとかに注目して。
とにかくなんでこれって心が動くんだろう?なんでこれっていい曲なんだろうっていうことを数多くの作品に触れながら考えてますね。
ITARU僕は、毎週リリースされる新譜を意識的に聴くようにしています。そうすることで、アーティストの人の今の流れだったり、音楽業界のトレンドを知るようにしているんです。
Rayみんなのように作品も見ているのですが、それ以外に意識しているのは日常を見るということです。例えば、ホラー映画って実は家の中で起こるものが怖かったりするじゃないですか。それは、たぶん人が日常の中で感じるものに、寄り添っているからだと思うので、ただ歩いているだけでも、その人がどういう風に動いているのか、意識して考えるようにしてます。
リリースイベントには「侑暉のお父さんとお母さんが来てくれて……」
――アルバム「SHIBAI (Deluxe)」を引っ提げてのリリースイベントでは、今まで以上に多くの会場を回られているイメージです。実際に回ってみて、実感することはありますか?
KEIGOリリイベって、すごい大事なことだなと思っています。
初めましての方も来やすいですし、ショッピングモールで行うことが多いので、ちらっと聴いて興味を持ってくださる方がいて、それが龍宮城のライブに来るきっかけになったらすごい嬉しいなって思っています。それと、ライブのような照明もないですし、ファンのみなさんとの距離がすごく近いので、よりパフォーマンスに注目される場所であるというのも実感しています。だからこそ、よりパフォーマンス力に磨きがかかって、ライブの時のクオリティに繋がってくるのかなと感じていますね。
Sそれこそ冨田のドラマや舞台の影響もあって、新しく来てくださる方が増えているなというのは実感しています。そのことが目に見えてわかる機会がリリイベでもあるので、僕たちの自信になりますし、これをきっかけにぜひアリーナライブにも足を運んでいただけたら嬉しいですね。
冨田たしかに場所によっては、1年前のリリースイベントで行かせていただいたところもあるのですが、ステージ上から見てもお客さんが増えたなって思います。実際に「ドラマきっかけで、他のメンバーのことを知れて楽しいです」という言葉もいただいたりして、僕が出演したドラマや舞台がきっかけで、龍宮城7人の良さ、個性を「素敵だね」と言ってくださる方がたくさんいらっしゃることは本当に嬉しいです。毎回楽しみにリリイベをさせてもらっています。
――いろんな会場に行くのも、リリイベの楽しみの1つかと思いますが、なにか思い出はありますか?
ITARU今回、大阪でリリイベした際に、侑暉は参加できなかったんですけど、侑暉のお父さんとお母さんが見に来てくれました。その時にドーナツをもらって!みんなが1番に欲していたタイミングだったこともあって、めちゃくちゃ嬉しかったです!それからCDショップの皆さんからの龍宮城に対してのメッセージもすごく嬉しくて、もっともっと盛り上げられるようにしていきたいなとも思いました。僕らだけの力で立てる場所ではないからこそ、そう実感しましたね。
「ズルい女」にちなんで、メンバーの“ズルい”一面
――1月7日に先行配信されている『あっかんべ』がすでに話題になっている印象ですが、名曲『ズルい女』のサンプリングと知った際のお気持ちは?
齋木シャ乱Qさんの『シングルベッド』をライブでカバーさせていただいたことがあるということもあって、話を聞いたときに「まさか、やらせていただけるなんて!」とメンバーで盛り上がりました。
Rayたしかに楽しみだね、みたいなのはありました。ただ、サンプリングをすること自体が初めてだったので、オリジナルの作品をリスペクトすることが大事だなと思い、そこは大事に進めていくようにしましたね。原曲を聴くことはもちろん、つんく♂さんのインタビューをたくさん読ませていただいたりして。どういうことを大事にしてらっしゃるかとかいうことを、自分たちで理解した上で表現しました。
――『ズルい女』にちなんで、メンバーだからこそ知る隣に座っている人のズルい一面を知りたいです。SKENTは、ライブの時と普段のギャップが1番あるのかなと思っています。普段はっちゃけてるのに、ライブになるとまた表情が違って刺さるものがすごくあって。そういった面でのギャップに沼るかな……と。
KENT沼ってくれてるの?
Sそれは、沼ってないです。あくまでもファンの方だったら、好きになってもらえるんじゃないかってことです(笑)。
KENT(笑)。でも、最近は素の感じをステージ上でも見せていけたらなと思えるようになってきているので、すごい嬉しいです。
――KENTさんから見たらRayさんは?
KENTRayのズルい部分は表情とか表現力だと思っています。それはライブ中もですけど、レッスンをしてる時にもめっちゃ感じます。1番思うのはTikTokの撮影。どんな曲でも成立させられるんですよ。特に、最近だとKEIGOと二人で撮っていた食べ物を持っているやつとかすごくて、映画かと思いましたよ。
Rayでも、僕はレッスンの時に「KENTは、どうやって踊ってんだろう」って見るようにしているので、逆に自分のことも見てくれてるのかってすごい嬉しいなと思いました。
――では、次にRayさんから見たKEIGOさんのズルいポイントをお願いします。
RayKEIGOは、最初の頃より、自分の武器を理解しているなとパフォーマンスを見ていて思います。恥じらいがなくなったというか、堂々とできちゃうところがかっこよくて。それをやりに行ってる感がないところがずるいなと思いますね。ミステリアスだけど、内側にある自信が見えるところが、すごい魅力的だなって。
KEIGOいや、でもこれは、みんなにそう思ってもらわないと龍宮城のステージが破綻しちゃうのかなと思っているので、意外と誰にでも当てはまることなのかなと思っています。その中で、自分の個性をもっと突き出していけたらいいなとは思いますけどね。
――KEIGOさんから見た冨田さんは?
KEIGO冨田はですね、最近やっぱ天然だな……って(笑)。龍宮城で天然っていうと春空なんですけど、じつは冨田もかなり天然だなって感じています。
冨田え!?
KEIGO言い間違えたり、何言ってるんだろうって時があって。それで笑いが起きるんで、天性のなにかを持っているなって。最近思い始めましたね。(笑)
冨田たしかに僕は家族からも「ちょっと天然だよね」って言われることがあって。それがやっと龍宮城の中でも、知られてきているのか……と思いました。
――冨田さんから見た齋木さんは?
冨田春空はもう春空というキャラクターそのものがズルいですね。普通だったら怒られそうなことも「まあ、春空だしな」って許されることが多々あって。マイペースに準備していてもなんだか許されるんですよ。そういうちょっと抜けているところは、可愛らしい部分なのかなと思います。
齋木許されている自覚そんなにないんだけど……。
KENT本人は自覚ないんだ。
齋木逆に何もしていないのに疑われることもあるからね、どちらかというと被害者よ(笑)。
冨田なるほど。それは春空ならではの悩みだ。
――では続いて、齋木さんから見たITARUさんのズルいポイントを。
齋木これはもう個人的な「ズルいな」と思うことなんですけど、このドストレートな髪質ですよ。自分がめちゃくちゃ癖毛なので、もちろんケアは頑張っているんだろうなと思いつつ、美しい髪質が羨ましいなと思います。それから、初めて見た人からすると、結構しっかりものに見えるところもいいなって。
ITARUドライヤーの時間は慣れましたし、確かに生まれつき直毛だったので、そこは感謝ですね。しっかりして見られるというところに関しては、年上だからというのもあるのかなと。
――では、ラストITARUさんから見たSさんのズルいところを教えてください。
ITARU一緒に遊ぶことも多いですし、電話をしながらゲームをすることも多いのですが、仲良くなった時の距離感とか言動が、すごくかわいいなと感じています。仲良くなるまでは、少し距離感があるというか「どうしたら仲良くなってくれるんだろう」と思っちゃいがちなんですけど、それはただ人見知りなだけで。たぶん話してしまえば、一番はっちゃけてくれるタイプだと思います。
Sでも、それはITARUも同じ感じだと思うけどね(笑)。だからこそ分かり合えるし、打ち解けやすいのかなと思っています。
個人の目標の進捗状況をチェック
――前回がぴあ初登場だった皆さん。その際に、個人としての目標を聴きましたが、最後にその目標にちなんでお1人ずつにお話を伺いたいと思っています。まずは、Sさん最近自分の中でレベルアップしたこと何かありますか?
S体力が上がったのかなと思っています。筋トレはもちろんなんですけど、歌って踊ることが体に馴染んできた感じがあって。あとは、ボイトレで低音が出るようになってから、自分の中での成長をだんだん感じていますね。そういう意味ではレベルアップできていると思います。
――KENTさんは「自分を癒やしてあげられるように」とおっしゃっていましたが、最近リフレッシュした瞬間は?
KENT最近はフッ軽になろうと頑張っていて、正月に買い物をしたり、みんなからの誘いに積極的に行くようにしています。好きなように生きたり、いろいろ遊んだり、ごはんを食べに行ったり。メンバー以外だと超特急のユーキくんとハルくんと3人でごはんを食べにいったりもしました。今年はいっぱい行きます!いっぱい遊びます!
――齋木さんは最近身につけたスキルはありますか?
齋木身につけたものでいうと、歌だったらフェイクができるようになりました。最近、ボイトレで、今までやっていたことにプラスして、フェイクもやっていて。今回の新曲でも実際に使われています。
――KEIGOさんは、最近チャレンジしたことは何かありますか?
KEIGO時間があったら、ずっと曲を作っています。遊び感覚ではあるんですけど、いつか龍宮城でパフォーマンスできるような音楽を作れたらなと練習しています。
――ITARUさんは、いろんな人やモノと仲良くなりたいとおっしゃっていましたが、最近仲良くなったモノや人は?
ITARU人との出会いは引き続き頑張っていかなきゃいけませんけど、モノでいうと、最近は入浴剤と仲が良いです。箱のやつを買ったり、一袋のやつをバラでたくさん買ったり。特に好きなのは自然系の入浴剤ですね。
――Rayさんは「自分が好きなこと、できることの幅をどんどん広げながら突き詰めていく」とおっしゃっていましたが、最近好きになったことは?
Ray今、車の免許を取ろうと思っていて、もう路上を走っているんですけど、その中で僕、ドライブするのが好きだなって思っています。無事免許が取れたらみんなで海に行きたいです!
――冨田さんはマルチに活躍したいとのことでしたが、今後やってみたいことは?
冨田様々な活動に挑戦したいですし、お芝居で言うと息子役をやってみたいです。事件に絡んでくる家族の中の息子で、親を庇っているような謎の青年みたいな!そういう役に挑戦してみたいです。
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龍宮城 公式サイト:
https://ryugujo-official.com/
撮影/梁瀬玉実、取材・文/於ありさ