調布国際音楽祭2019のフィナーレを彩る バッハ・コレギウム・ジャパン協奏曲の夕べ
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6月23日から約1週間に渡って開催中の「調布国際音楽祭2019」のグランド・フィナーレを飾るのは、“世界最高のバッハ演奏団体”としてその名を知られるバッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)公演だ。普段はバッハのカンタータを中心にした宗教曲を演奏するBCJが、同音楽祭では「器楽曲」を演奏することが大きな話題。ここでしか聴けないだけに絶対に聴き逃がせない公演だ。
今年のプログラムでは、ヘンデル、J.S.バッハ、ヴィヴァルディという、バロック時代を代表する3大巨匠の協奏曲をたっぷりと披露。BCJの腕利きプレーヤーたちがソリストとなって次々に登場する展開にも注目したい。指揮はもちろんBCJ音楽監督の鈴木雅明。音楽祭ならではの華やかな演奏が楽しみだ。
公演情報
6月30日17時開演調布市グリーンホール大ホール
曲目
ヴィヴァルディ:ヴァイオリン協奏曲「夏」ト短調 RV 315(『四季』より)
※ソロ・ヴァイオリン:寺神戸 亮
ヴィヴァルディ:2つのヴァイオリンとチェロのための合奏協奏曲 ニ短調 RV 565(『調和の霊感』作品3より)
※ソロ・ヴァイオリン:山口幸恵、木村理恵 チェロ:懸田貴嗣
ヘンデル:オルガン協奏曲第5番 ヘ長調 作品4-5 HWV 293
※ソロ・オルガン:鈴木優人
ヘンデル:合奏協奏曲第6番 ト短調 作品6-6 HWV 324
※ソロ・ヴァイオリン:寺神戸 亮、山口幸恵
J. S. バッハ:ヴァイオリンとオーボエのための協奏曲 ハ短調 BWV 1060
※ソロ・オーボエ:三宮正満ソロ・ヴァイオリン:寺神戸 亮
J. S. バッハ:管弦楽組曲第4番 ニ長調 BWV 1069(初期稿)