くらし情報『『シアスター・ゲイツ展:アフロ民藝』森美術館で開幕 異文化のハイブリッドを追求する多様な活動の全容を紹介』

2024年5月10日 18:00

『シアスター・ゲイツ展:アフロ民藝』森美術館で開幕 異文化のハイブリッドを追求する多様な活動の全容を紹介

シアスター・ゲイツ


陶芸、彫刻、建築、音楽など多様な領域で国際的に活躍するシアスター・ゲイツの展覧会『シアスター・ゲイツ展:アフロ民藝』が9月1日(日) まで森美術館で開催中だ。アフリカ系アメリカ人のルーツとともに、日本文化からの影響も色濃い。愛知県常滑市で陶芸を学ぶために2004年に来日し、「国際芸術祭 あいち2022」では常滑の旧住宅を音楽・ウェルネス・陶芸研究のためのプラットフォーム「ザ・リスニング・ハウス」として再生し、多くの人を楽しませた。「常滑は私を変え、より良いアーティストになるために刺激を受けた、世界で最も重要な場所のひとつ」だとゲイツは語る。

1973年、アメリカ・シカゴ生まれ、在住のゲイツは、イギリスの雑誌『ArtReview』が毎年発表するランキング「Power 100」の上位アーティスト。ニューミュージアム(ニューヨーク)など欧米の美術館や国際展での発表が続く中、待望の日本初個展が実現した。

「アフロ民藝」とは、文化的ハイブリディティ(混合性)を追求してきたゲイツが、アメリカでの「ブラック・イズ・ビューティフル」運動と、日本の民藝運動という2つの重要な運動を反映する、芸術的で知的な試みだ。

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