次回のサンダンス映画祭が、新型コロナを受けて、これまでにない形で開催されることになった。
今までどおり、ユタ州でも開催するものの、L.A.、ニューヨーク、オースティン、ナッシュヴィル、デトロイトなどほかの都市でも、インディーズ映画館ともパートナーシップを組んで作品を上映する予定とのことだ。オンラインでの上映も併用することで、これまでになく参加しやすい映画祭にする。また、日程は、大統領就任式と重ならないよう、普段より多少ずらして1月28日からとなる。
今年のサンダンス映画祭は、アメリカでコロナ騒動が本格化する前に開催された。その翌月のベルリン映画祭も実施されたが、3月のサウスバイ・サウスウエスト、4のトライベッカ、5月のカンヌはキャンセルされている。
文=猿渡由紀