タカハ劇団『プール』18年ぶり再演の全キャスト発表 高羽彩からのコメントが到着
2026年11月13日(金) から23日(月・祝) まで東京・東京芸術劇場 シアターイースト、11月28日(土)・29日(日) に愛知・メニコン シアターAoiで上演される、タカハ劇団『プール』の全キャストが発表された。
『プール』は、かつて演劇シーンを震撼させ、口コミで連日満席へと駆け上がったタカハ劇団の初期サスペンス作品。18年ぶりの上演となる今回、本作に挑むのは、市川理矩、大岩世奈、久我音寧、土屋翔(劇団かもめんたる)、長友郁真、藤井憂憂、水野小論(ナイロン100℃)、薬丸翔といった実力派・個性派のキャスト陣。さらに、土屋佑壱(こまつ座)、近藤強、そして脚本・演出の高羽彩自身も出演し、重厚な人間ドラマと恐怖の人間模様を描き出す。
今この時期に再演を決めた理由として、高羽は「当時フィクションとして描いた作品世界に、現実の方がヌルリと近寄ってきたからです」と明かす。「あのころは都市伝説に過ぎなかった『闇バイト』は今や、連日メディアを騒がす一大トピックになり、日常と非日常の境目はますます曖昧になりました。今なら、この作品を当時とはまた違った手触りでお届けできるかもしれない。もっとあなたの、心の近くへ。
そんな野望が、今私の中に燃えています」と続け、現代社会との地続きを強調した。
【あらすじ】
大学医学部の地下にある「解剖学教室支援室」。そこでは日夜、解剖自習で使われる献体の防腐処理が行われていた。高額時給のチラシを見て訪れた学生・望月。彼が目にしたのは、無数の死体が沈むプールと、そこで働く人々の姿だった。日常の延長線上に「死」と「身体の価値」が交錯し、やがて彼らの軽口や仕事の中に、倫理と恐怖が立ち上がっていく。
■脚本・演出:高羽彩 コメント全文
タカハ劇団初期作品、『プール』を再演します。初演時、劇場で感じた熱気と、舞台上で揺らめく水によるむせかえるような湿度を今でも覚えています。
たくさん作品を作ってきましたが、その中でも自分にとって特別な、大切に温めてきた一作です。いつか必ず再演したい──そう思いつづけて18年が経ちました。なぜ今、『プール』なのか。当時フィクションとして描いた作品世界に、現実の方がヌルリと近寄ってきたからです。あのころは都市伝説に過ぎなかった「闇バイト」は今や、連日メディアを騒がす一大トピックになり、日常と非日常の境目はますます曖昧になりました。今なら、この作品を当時とはまた違った手触りでお届けできるかもしれない。もっとあなたの、心の近くへ。そんな野望が、今私の中に燃えています。
『プール』の新たな門出に、素晴らしい出演者の方たちに立ち会っていただけることになりました。作品の湿度にぴったりの魅力的な方たちばかりです!今再びこの世に生まれ出る『プール』。ずっと待っていてくださった方、初めてこの作品に出会う方、みんなで一緒に『プール』に沈みましょう。
<公演情報>
タカハ劇団『プール』
脚本・演出:高羽彩
出演:
市川理矩、大岩世奈、久我音寧、土屋翔(劇団かもめんたる)、
長友郁真、藤井憂憂、水野小論(ナイロン100℃)、薬丸翔
/土屋佑壱(こまつ座)、近藤強、高羽彩
【東京公演】
2026年11月13日(金)~23日(月・祝)
会場:東京芸術劇場 シアターイースト
一般発売:2026年10月予定
【名古屋(愛知)公演】
2026年11月28日(土)・29日(日)
会場:メニコン シアターAoi
一般発売:2026年9月26日(土) 10:00
公式サイト:
https://takaha-gekidan.net/