アカデミー賞最有力の映画『ブルータリスト』弱冠36歳の監督が込めた思いとは? 本編映像も公開

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映画『ブルータリスト』の監督、ブラディ・コーベットのコメントが到着した。
本作は、第二次世界大戦下にホロコーストを生き延び、アメリカへと渡った、ハンガリー系ユダヤ人建築家ラースロー・トート(エイドリアン・ブロディ)の30年にわたる数奇な半生を、監督・脚本を務めた弱冠36歳のコーベットが描き出した、215分にわたる壮大な人間ドラマ。第81回ヴェネチア国際映画祭でプレミア上映され、銀獅子賞を受賞。続く、第90回ニューヨーク映画批評家協会賞でも作品賞と主演男優賞を受賞したほか、アカデミー賞前哨戦となる第82回ゴールデングローブ賞で作品賞(ドラマ部門)、監督賞、主演男優賞(ドラマ部門:エイドリアン・ブロディ)合計3部門を受賞し、一躍アカデミー賞前線に躍り出た。
映画の構成を全3章とし、第1章100分・第2章100分に分ける2部上映、しかも第1章と第2章の合間にインターミッション15分(=休憩時間)を設けるという異例の上映形式が話題となっている本作。