サンダンス映画祭ラインナップ、女性、有色人種がそれぞれ50%
サンダンス映画祭が、50-50の指針を見事に達成した。
来年1月の映画祭で上映される作品のうち、50%は女性が監督したもの。また、51%が、白人以外の監督の作品だ。ダイバーシティへのプレッシャーが高まるハリウッドで、大きな快挙と言える。
コロナ禍で開催される次の映画祭は、ヴァーチャルや、全米各地のドライブインシアターでの上映などを併用して行われる。ラインナップには、ロビン・ライトの長編監督デビュー作『Land』、エドガー・ライトの『The Spark Brothers』、レベッカ・ホールの『Passing』、園子温の『Prisoners of the Ghostland』、セサミストリートの誕生裏話を語るドキュメンタリー『Street Gang: How We Got to the Sesame Street」などが含まれる。映画祭は1月28日から2月3日まで。
文=猿渡由紀