くらし情報『DAZZLE主宰・長谷川達也が目指す、誰でも親しめるダンスパフォーマンス』

2021年6月18日 12:00

DAZZLE主宰・長谷川達也が目指す、誰でも親しめるダンスパフォーマンス

長谷川達也 (C)飯野高拓

(C)飯野高拓



ダンスカンパニーDAZZLEが、最新作『NORA』を上演する。これまで、観客の投票によって結末が変わる「マルチエンディング」や、建物1棟全てを舞台に観客が物語を体験していく「イマーシブシアター」に挑戦してきたDAZZLEだが、今回は男子新体操チームBLUE TOKYOと共に、また新しい試みを行うという。演出・脚本を手がけるDAZZLE主宰の長谷川達也に聞いた。

親しみを持ってもらうには物語が必要

──「すべてのカテゴリーに属し、属さない曖昧な眩さ」を標榜し、1996年に結成されたDAZZLE。どういう思いを込めているのでしょうか?

DAZZZLEは大学のストリート・ダンスのサークルから生まれたのですが、サークルの必修としてジャズ・ダンスに触れる機会もあり、「己を見てくれ」というふうに自己表現の要素が強いストリート・ダンスに対して、ジャズ・ダンスでは自分以外の感情や風景などになりきるところが面白くて。それで、身体の使い方はストリート・ダンスがベースだけれど、表現の内容や精神的な部分に違ったものを作ってみたらどうかと思ったんです。もともと僕には、白でもないし黒ではない、間を取るようなことをやりたいという思いがあり、あのスローガンが生まれました。

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