『ゲーム・オブ・スローンズ』製作総指揮コンビが来日、『キングダム』原作者の原泰久氏と鼎談
エミー賞歴代最多受賞を誇る海外ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』の製作総指揮を務めるデヴィッド・ベニオフとD・B・ワイスが来日。累計発行部数4500万部を超える人気コミック『キングダム』の原作者で、『ゲーム・オブ・スローンズ』の大ファンだという原泰久氏との対談が実現した。
ジョージ・R・R・マーティンの幻想小説シリーズ『氷と炎の歌』を原作に、鉄の王座を巡って、7つの王国が繰り広げる覇権争いとそこに渦巻く愛憎劇を壮大なスケールで描き出す『ゲーム・オブ・スローンズ』は今年5月、最終章(シーズン8)の最終回“鉄の玉座”をもって、完結を迎えた。
「僕らにとっては、シリーズそのものが家族のような存在。昨年、最終章の撮影が始まると、いろんな別れを体験することになり、やはり悲しい気持ちになりました。この名残惜しさは一生続くでしょうね」(ベニオフ)、「この10年間は365日、ノンストップで働き続ける濃密な日々でした。その分、すばらしい環境で仕事ができる喜びをかみしめる時間はなくて……。今こそ、その喜びを噛みしめつつ、未来に目を向けるときだと思います」(ワイス)
そんなクリエイター陣の言葉に、原氏も「毎回ドキドキしながら、楽しんで、早く次週になれと楽しみでしたが、もう続きが観られないのは、やはり悲しい気持ち」