荒牧慶彦とQuizKnock、2種類の音声ガイドも楽しい! 『古代エジプト展 天地創造の神話』展をレポート!
その造形のかわいらしさ、凛々しさが見ていて楽しい。
(手前) 《ナイルの神の像》前1976~前1794年頃 / (後ろの2体)《セクメト女神座像》前1388~前1351年頃
ナイルの神、ハピ神の後ろにいるのはライオンの頭を持つセクメト女神。玉座の両側面にはヒエログリフで碑文が刻まれている。
また、本展は、一部の映像作品以外はすべて撮影OK。そのため、3章立ての展示空間は各章ごとにエジプト世界に浸れる装飾が施されえいる。こちらもあわせて楽しんでみよう。
第2章「ファラオと宇宙の秩序」は、世界が生まれ、人間社会のリーダーとして、そして神の代行者として君臨した国王ファラオを取り巻く世界を中心に扱う。
《ハトシェプスト女王のスフィンクス像(胸像)》前1479~前1458年頃
額には聖蛇ウラエウス、アゴには付け髭を装着したハトシェプスト女王の姿。ハトシェプスト女王の葬祭殿の参道と中庭に置かれていた。エジプトでは、王や王妃が人間の頭を持つスフィンクスの姿で描写されることがあった。
《二重冠をかぶったハヤブサで表されたホルス神の小像》前664〜前332年頃
帽子をかぶったかわいらしいハヤブサの姿をしているが、これは太陽神であるホルス神を表したもの。