ボーダレス室内オペラ『サイレンス』 映画音楽の巨匠アレクサンドル・デスプラの快作、日本初演!
(c)Silvia Delmedico
2008年の映画『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』や、2010年の映画『英国王のスピーチ』『ハリー・ポッターと死の秘宝』などで名高い映画音楽の巨匠アレクサンドル・デスプラが、川端康成の短編小説「無言」を原作に満を持して書き下ろした初のオペラ『サイレンス』が日本で初上演される。
2019年2月にルクセンブルクで世界初演されたこの作品は、同年3月にパリでも上演され、大好評を博している。出演には、ルクセンブルクを拠点とする世界最高峰のアンサンブル「アンサンブル・ルシリン」のほか、今回の公演のために新たにオーディションによって選ばれた実力派キャスト、そしてフランスで活躍する永田鉄男が撮影監督を務めた映像等、あらゆるジャンルのトップ・アーティストが集結。「今まさに観るべき舞台」との評価に相応しい仕上がりだ。
大の日本好き、日本通でもあるデスプラは、今回川端の小説にインスパイアされ「表現手段を失ったアーティストは、どう表現していくか、どうコミュニケーションしていくか」というテーマのもとでこのオペラを作曲したという。映画界の巨匠が手がけるオペラの切れ味やいかに!?
『サイレンス』特設サイト(https://www.ongakudo-chamberopera.jp/?p=14)