リアルな恐竜たちの秘密が明らかに 『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』コリン・トレボロウ監督が語る
大ヒットシリーズの最終章を飾る『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』では、そんな歴代から活躍する恐竜たちに加え、ピロラプトル、ケツァルコアトルス、テリジノサウルスといった恐竜も新たに登場している。
1993年に公開されたスティーヴン・スピルバーグ監督の『ジュラシック・パーク』によって新しい世代に恐竜を蘇らせ、それまで見たことのない方法で恐竜を見せたことで、古生物学の地図はがらりと変わってしまったという。それが新恐竜の登場の理由にもなっているようだ。
映画の古生物学顧問を務めたエディンバラ大学古生物学・進化学教授のスティーブ・ブルサット氏は「この映画で恐竜が見直され、多くの若者が古生物学を学ぶようになりました。その結果、多くの資金がこの分野に流れ、多くの大学で恐竜講座が開かれ、博物館で恐竜の展示が行われるようになり、現在もその恩恵を受けています」と語る。さらに、ブルサット氏は「今、私たちは古生物学の黄金時代にいます。世界中の誰かが、平均週に一種、新種の恐竜を発見しているのです。これはもう10年以上続いています。
なぜなら、これを行なっているのはジュラシック・パーク世代の古生物学者たちだからです」