くらし情報『今、大注目の映画作家!『水曜日が消えた』吉野耕平監督にインタビュー』

2020年5月11日 12:00

今、大注目の映画作家!『水曜日が消えた』吉野耕平監督にインタビュー

CMでは基本的に短尺に情報を詰め込むという発想になりがちで、ミュージックビデオでは意味はつながらなくても、音楽と組み合わさって気持ち良ければいい、という流れに行きつくんですけど、ドラマで人の“心”を描く場合は、また別の技術や発想が必要なんだと気づきました。今でも編集で迷う事があるとこのときの助言に立ち返ります。

今、大注目の映画作家!『水曜日が消えた』吉野耕平監督にインタビュー

ndjc2014での製作実地研修の様子
── ワークショップを経て、映画のプロの下で『エンドローラーズ』を制作することになります。

まず、脚本作りに苦労しました。事前に準備していた脚本が、かなり詰め込みすぎだったようで、脚本指導で「アイデアは面白いけど明らかに30分に収まらないのでは?」という指摘を受けて。それならばと内容を大幅に削ったところ今度は「つまらなくなったね」と(苦笑)。そこから書き直しの連続だったんですけど、「もっと自由に」とか「君はアニメーションもできるんだから得意技も使ったら?」など、その都度注文が入って、一時は怒りに震えました(笑)。でも、結果的に当初よりも何倍も良い脚本が生まれたので、「プロの指導ってやはりすごい」と今は感謝しています(笑)。


自分ひとりだと、どうしてもしんどいので「この辺でいいや」

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