2024年2月5日 12:00
世界中から注目! 京都市京セラ美術館で開幕した 『村上隆 もののけ 京都』内覧会レポート
京都市美術館開館90周年記念展『村上隆 もののけ 京都』が、京都市京セラ美術館で2024年2月3日(土)から開幕した。オープン前日に行われたプレス向け内覧会では、多国籍な関係者が集まり、日本語と英語のバイリンガルで説明が行われ、アーティスト村上隆も英語を混ぜながら挨拶した。
それでは会場にレッツゴー!
村上隆《洛中洛外図 岩佐又兵衛 rip》2023-2024年 Ⓒ2024 Takashi Murakami/Kaikai Kiki Co., Ltd. All Rights Reserved.
入口をくぐって、第1室にどーん!とあるのが、この《洛中洛外図 岩佐又兵衛 rip》。京都の町を表現した《洛中洛外図》は、室町時代後期から多くの絵師や画家が手掛けている。村上は、岩佐又兵衛による《洛中洛外図》を元に、AIで線画するなどのテクノロジーを使って、このように緻密に描いた。画面には、京都御所、二条城、清水寺といった京都の名所のみならず、暮らしているたくさんの人々を見ることができ、圧巻!「琳派水紋」をアレンジした床も必見だ。
スカル(どくろ)柄のカーテンに手を通し、第2室に入る。照明は作品を照らすだけの、八角形の空間となっている。