yummy’g、アスノポラリス、OKOJO、Subway Daydreamそれぞれの音楽とポップネスを真摯に追求する4組が集った『Grasshopper WEST vol.4』ライブレポート
アウトロではキュートなこれまでのキュートなポップネスから一転、ツインギターのユニゾンフレーズとスイッチングしたハイテンポなビートで畳み掛け、オーディエンスのボルテージも早速マックスに。
Subway Daydream
高まったボルテージもそのまま、イントロの凶暴なスネアの乱れ打ちとギターフィードバック、そしてたまみ(vo)の《Are you ready? Mad honey!》 のキュートなフレーズが印象的な「マッドハニー」へ雪崩れ込んでいく。90’sグランジ愛が炸裂したヘヴィなサウンドで、音楽好きのオーディエンスの心もガッチリと捕まえ、踊らせていく。
続いてはローの効いたベースラインと広がりのあるギターサウンドでフロアにクラップを生み出す「Teddy Bear」。きらびやかな照明と呼応し、フロアをドリーミーな世界に染めていく。
藤島雅斗(g/vo)
たまみの「一緒に皆で前に進んでいけるように、ここで一生懸命歌わせていただきます」という言葉から、果敢に同期を取り込み、一歩を踏み出した楽曲「kiosk」へ。等身大の生活と葛藤を描く一曲で、オーディエンスとの心の距離をグッと縮めていく。