ディレクターが語る東京フィルメックス「良い映画を上映する。それが普通の映画祭」
昔からスタッフの間では『“普通の映画祭”をやろう』と話していました。普通って何なのかというと、経済的な尺度ではなくて、文化的な尺度とか、映画的な尺度で映画祭をやる。面白くて良い映画を上映する。それが普通の映画祭で、そこから離れてしまっている映画祭も多い中、世界を見ると普通の映画祭というのはちゃんとあって、フィルメックスが始まった当初はそういう普通の映画祭が日本にはあまりなかったんです。だから普通の映画祭をやれば結果はついてくるだろうということで始まったんだと思いますし、それは現在も変わらないですね」
良い映画を上映する。普通の映画祭をやる。その点はブレることなく、会場や上映環境などはこれからも改善が続くようだ。
「今年は作品選考の部分だけでなく、会場も変わりますし、宣伝の方法も、チラシの仕様を変更する等、トライアルでやっている部分があります。
良い映画をちゃんと上映して、観客の方にも来てほしい。そのために何をすればいいのか、今年もトライアルを続けていきます」
第25回東京フィルメックス/TOKYO FILMeX 2024
11月23日(土)~12月1日(日)
丸の内TOEI、ヒューマントラストシネマ有楽町
AIによるオンライン語学レッスン『gymglish』シリーズが福利厚生サービス「福利厚生倶楽部」で提供開始 英語、フランス語、ドイツ語、スペイン語、イタリア語対応