『藝大コレクション展2025 名品リミックス!』東京藝術大学大学美術館で 描き写すことで深まる学びのかたちに焦点を当てる
東京藝術大学大学美術館では2025年10月7日(火)より、『藝大コレクション展2025 名品リミックス!』を開催する。東京藝術大学のコレクションの代表的な優品とともに、これまで紹介されることのなかった作品や資料を新たな視点で紹介する展覧会だ。
その前身である東京美術学校が開校する前から、135年以上にわたって作品や資料の収集を進めてきた東京藝術大学。約3万点以上にのぼる同校のコレクションは、学生の学びに役立つものは、古今東西を問わず収集するという方針のもとに集められた。
尾形光琳《槙楓図屏風》18世紀東京藝術大学蔵
同展では、『過去現在因果経』という釈迦の伝記を説く経典に、内容を説明する絵を加えた天平時代(8世紀)の国宝《絵因果経》や、近世初期の俵屋宗達の作品を江戸時代中期に尾形光琳が模写した重要文化財《槙楓図屏風》、明治の初めに油彩で花魁を描いた高橋由一作の重要文化財《花魁》ほか、藝大が誇る古画や近代の名品を紹介。また「教育と創作の場」の貴重な資料として収蔵される退任した教員の寄贈作品から、令和の新収蔵品を今回初めて展示する。
その上で特集されるのが、小場恒吉(1878-1958)の《「日本文様史」図版資料》だ。明治時代に東京美術学校に学び、その後、同校で「日本文様史」を教えた小場恒吉は、国内外の考古資料や古美術品の膨大な実地調査と綿密な模写を行い、文様史学の基礎を築き上げた文様学者だ。
同展では、令和5年に新たに収蔵された彼の講義用資料集から、小場が想定した文様変遷の展開を読み解いていく。
柴田是真《千種之間天井綴織下図》より「秋海棠」明治20年(1887)東京藝術大学蔵
ふたつ目の特集では、狩野派や住吉派の絵師たちがうつして学んだ模本や粉本、西欧古典絵画の模写をはじめとする教育資料に焦点を当てる。古来芸術家たちは、名画を「うつす」ことによって描くことを「まなび」、その成果として豊富な図像を後世に伝えてきた。作家たちがどのように名作に学び、自らの表現を模索してきたか、その歩みに迫る本特集は、まさに、美術教育の場である東京藝術大学ならではの展示といえるだろう。
<開催情報>
『藝大コレクション展2025 名品リミックス!』
会期:2025年10月7日(火)〜11月3日(月・祝)
会場:東京藝術大学大学美術館本館展示室1
時間:10:00〜17:00(入館は16:30まで)
休館日:月曜(10月13日、11月3日は開館)、10月14日(火)
料金:一般500円、大学生250円
公式サイト: https://museum.geidai.ac.jp
提供元の記事
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