アンソニー・ボーディンの伝記映画にドミニク・セッサが主演
アメリカのシェフ、ライター、グルメ番組の司会者として知られたアンソニー・ボーディンの伝記映画の企画が進んでいる。
タイトルは『Tony』。『ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ』で映画デビューを果たしたばかりのドミニク・セッサが主演交渉中。監督はマット・ジョンソン。A24が製作、配給することになりそうだ。
ボーディンはニューヨーク生まれ。有名レストランのエグゼクティブシェフを経てベストセラーノンフィクション作家に。世界各地の美味しいものに焦点を当てるトラベルチャンネルの『Anthony Bourdain: No Reservation』やCNNの『Anthony Bourdain: Parts Unknown』で人気を集めたが、2018年、撮影中にロケ地で自死した。
2021年には、彼についてのドキュメンタリー『Roadrunner』がトライベッカ映画祭でお披露目されている。
文=猿渡由紀