織山尚大、3年ぶり主演舞台『エクウス』開幕 初の東京グローブ座は「歴史を感じる素敵な劇場」
実際の事件に基づくピーター・シェーファーの戯曲を、小川絵梨子による新訳・演出で上演する『エクウス』が2026年1月29日(木)から、東京・東京グローブ座で開幕する。前日の28日にマスコミに向けてゲネプロが公開され、主演を務める織山尚大、共演する村川絵梨、岡本玲、千葉哲也が意気込みを語った。
厩舎で6頭の馬の目をフォークで突くという衝撃的な事件を起こした少年。その治療を担う精神科医は、彼の心の奥底を探っていくうちに、少年の異常な“信仰”の正体に迫っていく――。表面的には異常犯罪を描きながら、人間の心の闇と情熱を真正面から捉えた心理劇の傑作だ。
3年ぶりの主演舞台となる織山が、主人公の少年アラン・ストラングという難役に挑み「稽古期間は毎日がフラッシュ暗算のようで、ものすごいスピードでここまで走ってきました。あっという間に本番だという感じで、まだ緊張していますね」と幕開けの思いを語る。本読みの際には「すべてが敵という感じだったんですが(笑)、皆さん、超優しいんですよ」と共演陣の気づかいに感謝していた。
心に闇を抱える役どころについては、「僕も病んでいるんで(笑)、アランに似ている部分を感じて、気持ちはよく分かる」と共感した様子。事件の引き金となる少女ジル役の岡本から「稽古場でご飯を食べている姿を見ていない」、アランの父を演じる千葉から「やせたよね?」とそれぞれ指摘されると、役作りのためのダイエットを告白し「台本にやせ細った男の子と書いてあったので、朝はスープとか、食生活を変えた」と話していた。
東京公演の会場となるグローブ座は、所属事務所の先輩、後輩が数多く舞台を踏んだ特別な場所だ。今回、初めての出演が実現し「ちょうど僕たちの世代は立っていなくて。初めての景色を見て、先輩後輩にはこうやって見えていたんだと。いろんな話をうかがっていたし、歴史を感じる素敵な劇場で『エクウス』をやらせていただくんだと改めて思った」と感無量の面持ちだった。
また、精神科医のドクター・ダイサートを演じる村川は「これまでの国内外の上演では、男性が演じていた役。最初は驚いたが、2026年だからこそ共感してもらえることも増えているので、男性女性の意識はせずに演じたい」と抱負を語った。
台詞には専門用語も多く「演劇人生で一番の台詞量。馴染みのない言葉もたくさんなので、終わる(千秋楽)までには完璧にできれば」と闘志を燃やしていた。
『エクウス』ゲネプロより
取材・文・撮影:内田涼
<公演情報>
『エクウス』
作:ピーター・シェーファー
翻訳・演出:小川絵梨子
出演:織山尚大村川絵梨岡本玲須賀貴匡近藤隼津田真澄坂田聡長野里美千葉哲也
【東京公演】
2026年1月29日(木)~2月15日(日)
会場:東京グローブ座
【大阪公演】
2026年2月20日(金)~24日(火)
会場:サンケイホールブリーゼ
関連リンク
チケット情報:
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b2564485(https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b25644854&afid=P66)
公式サイト:
https://www.equus-stage.jp