2022年8月31日 05:00
東啓介×有澤樟太郎 ミュージカル『ジャージー・ボーイズ』ボブ・ゴーディオ役対談
1960年代のアメリカ音楽シーンを代表するスター、ザ・フォー・シーズンズ。その栄光と挫折の日々を描き、2004年の初演から世界中で愛されているミュージカル『ジャージー・ボーイズ』が、2020年のコンサートバージョンを経て、ついに本公演の幕を開ける。そこで前作にも参加した東啓介と、今回初参加となる有澤樟太郎のボブ・ゴーディオ役コンビに、作品にかける想いを語ってもらった。
世界中の一般大衆から愛された4人の男たち
――大人気を誇る『ジャージー・ボーイズ』ですが、本作がこれほどまでに愛される理由はどんな点にあると思いますか?
東演じるボブ・ゴーディオの、「僕らをトップに押し上げたのは一般大衆だった」という台詞にもあるように、ザ・フォー・シーズンズって本当に今でも世界中で愛されているバンドなんですよね。そこをメンバーも理解していて、そういう人々のおかげで今の自分たちがいるんだと。それがこの『ジャージー・ボーイズ』という作品の人気にも繋がっているのだと思います。
東啓介
有澤ザ・フォー・シーズンズの曲自体、もちろん素晴らしいと思います。それとニュージャージー州から成り上がった男たちの物語が、ザ・フォー・シーズンズの生き様が描かれていることが、この『ジャージー・ボーイズ』という作品の魅力になっているんじゃないかなと。