2021年5月5日 12:00
前田敦子「自分が一生続けられるものはお芝居しかない」 NODA・MAP初出演にむけての思い
撮影:藤田亜弓
NODA・MAP第24回公演『フェイクスピア』が5月24日、東京芸術劇場プレイハウスにて開幕する。タイトルからして怪しさ全開の注目作に、3年ぶりの舞台出演となる前田敦子が参戦。かねてより野田秀樹の劇空間に魅せられていたという彼女は、「人生って何があるかわからない。嬉しいハプニング」と目を輝かせる。“憧れの場所”に立つ、熱き思いを語ってくれた。
一生(いっしょう)観客として観るものだと思っていた野田作品
――野田秀樹さんの新作公演に向けて、まずはワークショップに参加されたと伺っています。
はい、そうでした。私は一生、野田さんの作品は観客として観るものだと思っていたので、声をかけていただいてびっくりしましたね。
野田さんが私のことをご存知だったことにまず感動しまして。だからこそワークショップに行くのには勇気が要りました。だいたいワークショップって何!? って思って、ネットで調べましたから(笑)。こんなに緊張したのは初めて!ってくらい、緊張して行きました。
――どんなことをされたのか、教えていただけますか?
一番最初に自分の呼び名を言うところから始まって。「あっちゃん、って呼んでください」