47年ぶりの再演『フィレンツェに燃える』を新たな演出で。宝塚歌劇団花組の全国ツアー公演開幕
レオナルドは、彼女が兄を破滅させるのではないかと危惧し、仲を裂くためにパメラを誘惑しようとする。
出演はほかに、パメラの元恋人で憲兵のオテロに永久輝せあ、アントニオの幼馴染アンジェラに星空美咲、その婚約者レナートに聖乃あすから。
ショーグルーヴ『Fashionable Empire』(作・演出稲葉太地)は、今夏上演された大劇場作品で、トップスター柚香光が、時代や流行の先端を行く洒落者が集う帝国のエンペラーに扮する、ストーリー仕立てのスタイリッシュなエンタテインメントだ。
なお、10月22日16時30分開演の横浜・神奈川県民ホール公演は、全国各地の映画館でライブ中継が、タカラヅカ・オン・デマンドでライブ配信が予定されている。
また、宝塚バウホールでは、花組の若手を中心に編成された2組によって、バウ・ワークショップ『殉情』が上演される。谷崎潤一郎の小説「春琴抄」を原作に、石田昌也が脚本・演出を手がけたもので、95年と02年に絵麻緒ゆうの主演で上演、08年にはバウ・ワークショップとして再演され、早霧せいな、蓮水ゆうやが主演した。今回は竹田悠一郎が潤色・演出を担当する。主人公の佐助役は、10月13日から21日までが99期の帆純まひろ、10月30日から11月7日までは100期の一之瀬航季で、いずれもバウホールでは初主演。