70年以上の歴史を持つ資生堂の展示、新シリーズが新たに発進「第八次椿会 ツバキカイ 8 このあたらしい世界」開催迫る
資生堂が主催する展示「第八次椿会 ツバキカイ 8 このあたらしい世界」が6月5日(土)から8月29(日)にかけて東京・資生堂ギャラリーで開催される。「椿会」は第2次世界大戦で一時中断していた資生堂ギャラリーの活動を1947年に再開するにあたり誕生したグループ展。タイトルは資生堂のコーポレートマークである花椿にちなんでいる。アートが人々に希望を与え、勇気をもたらすという信念に基づき、戦争や災害、不況などで世の中が閉塞状況にあるときにも再興を願い開催してきた。
誕生から70年以上にわたり、時代とともにメンバーを入れ替えながら、資生堂ギャラリーを代表する展覧会として継続。これまで合計86名の作家が参加している。そして本年より新たに第八次椿会がスタートする。
メンバーは杉戸洋や中村竜治、Nerhol (ネルホル)、ミヤギフトシ、宮永愛子、目[me]。
この6組は、ジャンルを超えた活動やコラボレーションやチームでの制作などを行う、今の時代を代表するアーティストたちだ。
展示では、この6組のアーティストたちと共に今年から2023年までの3年間、コロナ以降の「あたらしい世界」について考えていくという。