くらし情報『唐沢寿明、政界を操る謎めいた“フィクサー”に。「“経験”の積み重ねが役に活かせている」』

唐沢寿明、政界を操る謎めいた“フィクサー”に。「“経験”の積み重ねが役に活かせている」

むしろ、この作品は設楽によって動かされる他の登場人物たちを見るドラマだと思います。設楽が何かするのを見るというより、それによって周りの者たちがどう動くのか――?」

唐沢寿明、政界を操る謎めいた“フィクサー”に。「“経験”の積み重ねが役に活かせている」

『連続ドラマWフィクサーSeason1』で唐沢が演じる設楽拳一
唐沢が例として挙げたのが、要潤が演じる設楽の秘書兼運転手を務める丸岡。こちらも謎めいた男で、過去についてはあまり語られないが、設楽に恩義を感じているようで、影のように設楽に付き従う。

「(丸岡は)ほとんどセリフはないんだけど、ものすごい存在感がある。それは、井上さんがそこにいる意味をちゃんと描いているから。主人公を書くっていうのは、言ってしまえばそんなに難しいことじゃないんです。むしろ、周りの人を書き込むというのは、バランスを見ながらその人物なりの決着をつけていかなくてはいけないので難しいし、脚本家としての本当の才能が必要だと思います。やっぱり(主人公だけでなく)周りの役がちゃんと描かれてなくちゃ面白くない。
“主役”と“それ以外”というつくりは、もう(ドラマの構造として)無理だしやめた方がいいと思います」

唐沢寿明、政界を操る謎めいた“フィクサー”に。「“経験”の積み重ねが役に活かせている」


一方、設楽については「分かりやすい“悪”という感じではないですし、どんな人物なのか、(脚本を読んだ段階では)

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
漫画家・脚本家募集LPバナー 上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.