くらし情報『シルビア・グラブ、熱い思いを胸に挑む『日本の歴史』再演』

シルビア・グラブ、熱い思いを胸に挑む『日本の歴史』再演

稽古に入ってからまた変わっていくんじゃないかと思います。

――シルビアさんにとって、本作の一番心に響くポイントとは?

シルビア・グラブ、熱い思いを胸に挑む『日本の歴史』再演


いつの時代であろうと、世界のどこであろうと、結局人間は一緒なんだということ。救いようがないという意味じゃなく、結局因果は繰り返されていく……というところに、三谷さんのメッセージが込められていると思います。また今年のこの状況下で上演すると、そのメッセージがさらに深まっていく気がするんです。それこそ「人生で大事なものは、人生で大事じゃないもの〜♪」という歌なんて、エンタテインメントの意義について考えさせられて、もう今だからこそ伝わるのでは! なんて、やる側としては完全にそんなふうに考えますよね。

――再演に向けての、ご自身の課題は?

次は、もうちょっと余裕を持って出来るんじゃないかなと(笑)。三谷さんの作品の中では、わりと私、再演をやっているんです。『国民の映画』も、『SHOW GIRL』もそうで、明らかに2回目のほうが余裕を持って舞台に立てている。
三谷さんの意向を分かったうえで稽古に入りますしね。だからなんとなく気が楽……、いや、この作品は全然楽じゃないですけど(笑)。

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