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【サンダンス映画祭2026レポート】審査員賞受賞の『Shame and Money』

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【サンダンス映画祭2026レポート】審査員賞受賞の『Shame and Money』


ワールドシネマ・ドラマチックコンペティション部門で審査員賞を受賞した『Shame and Money』は、経済的に苦しい状況に置かれた家族を描くヒューマンドラマ。

主人公シャバンは、コソボの小さな村から、仕事を求めて妻、3人の娘と都会に引っ越す。その街には、裕福な男性と結婚した妻の妹が住む。彼の経営する店で清掃の仕事をさせてもらえることになるが、週3日しか営業しないため、それだけでは足りない。しかし、ほかに日雇いの仕事を探そうとすると、「みっともない。家族のイメージが傷つく」と、義理の弟に反対される。精神的に追い詰められるうちに、冷静なシャバンは密かに追い詰められていく。

監督ヴィザール・モリナは、この映画を「人間の威厳について」の話だと説明。
タイトルや、映画の中に出てくる「恥を感じるというのは贅沢だ」というせりふにも、それは表れている。彼はまた、できるだけリアルな映像にするため、プロダクションデザインも最低限に抑えたとも語っている。

ドイツ、コソボ、スロベニア、アルバニア、北マケドニア、ベルギーの合作。北米配給はまだ決まっていない。

文:猿渡由紀

Courtesy of Sundance Institute

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