【サンダンス映画祭2026レポート】審査員賞受賞の『Shame and Money』
ワールドシネマ・ドラマチックコンペティション部門で審査員賞を受賞した『Shame and Money』は、経済的に苦しい状況に置かれた家族を描くヒューマンドラマ。
主人公シャバンは、コソボの小さな村から、仕事を求めて妻、3人の娘と都会に引っ越す。その街には、裕福な男性と結婚した妻の妹が住む。彼の経営する店で清掃の仕事をさせてもらえることになるが、週3日しか営業しないため、それだけでは足りない。しかし、ほかに日雇いの仕事を探そうとすると、「みっともない。家族のイメージが傷つく」と、義理の弟に反対される。精神的に追い詰められるうちに、冷静なシャバンは密かに追い詰められていく。
監督ヴィザール・モリナは、この映画を「人間の威厳について」の話だと説明。
タイトルや、映画の中に出てくる「恥を感じるというのは贅沢だ」というせりふにも、それは表れている。彼はまた、できるだけリアルな映像にするため、プロダクションデザインも最低限に抑えたとも語っている。
ドイツ、コソボ、スロベニア、アルバニア、北マケドニア、ベルギーの合作。北米配給はまだ決まっていない。
文:猿渡由紀
Courtesy of Sundance Institute
提供元の記事
関連リンク
-
new
高市首相 “鈴木幹事長続投”から見える「2027年も再選めざす」長期政権構想…福岡県議会の“金銭授受疑惑”で萩生田氏が腫れ物化
-
ニューヨークが変えた猪熊弦一郎──20年の創作と交流をたどる展覧会、ジャパン・ソサエティーで開催
-
new
「VIVANTは見ない」百寿のテレビプロデューサー・石井ふく子さん抱く“最近のドラマへの危機感”
-
new
「同窓会に行ったら元彼いるかな…」大学時代の元彼に再会し衝撃の展開に!? お互い結婚して関係性はどうなる?
-
800年以上続く「牛首紬」が消滅の危機。織元はわずか2軒に 元エルメスデザイナーと洋服へ展開し若者やインバウンドにも魅力発信 「糸づくり、はた織り体験会」9月25日(金)開催