2021年12月7日 17:00
パリを拠点に活動するクリエイティブスタジオ・ドヴァランスを紹介する展覧会、表参道・GYRE GALLERYにて開催
パリを拠点に、現代アート、建築、演劇といった幅広いジャンルのグラフィックデザインを手がけるクリエイティブスタジオ・ドヴァランスを紹介する展覧会『ドヴァランス_デザインのコモンセンス』展が、表参道のGYRE GALLERYにて12月10日(金)より開催される。
2001年、パリにて創設されたdeValence (ドヴァランス)のグラフィックデザインは、視覚効果を促すタイポグラフィにおいて厳密で効果的な独自の視覚システムを設計し、受け手が自ら能動的にデザインを読み込めるように意図されている。そのデザイン手法と発信力は広く認知され、ヴェネツィア・ビエンナーレ、カルティエ美術財団、ポンピドゥー・センターなどから依頼されたプロジェクトを展開。また、デザインの仕事と並行して、出版社「B42」を併設しており、デザインを含む視覚文化全般に関わる書籍を出版し、視覚文化および社会におけるデザイナーの役割について考察するツールを提供することにも尽力している。
同展では、フランスのグラフィックデザインを牽引するドヴァランスの過去から最新のプロジェクトまでを網羅。タイトルの「コモンセンス」は、トマス=ペインの書名からの引用だという。