2022年11月15日 12:00
現代最高のカウンターテナー、フィリップ・ジャルスキーの来日公演が決定
現代最高のカウンターテナーのひとりとして知られるフィリップ・ジャルスキーの来日公演が来年3月1日(水)に東京オペラシティ コンサートホールで開催されることが決定した。
フィリップ・ジャルスキーは、バロック・オペラのリバイバル・ムーブメントをけん引するカウンターテナー。透明感のある声と華麗な立ち振る舞いで観客を魅了し続けている。2008年に初来日を果たし、2009年、2011年、2014年に来日したが今回の公演は9年ぶりになる。
今回のプログラムは、モンテヴェルディ、ロッシ、サルトーリオの同名のオペラ『オルフェーオ』をジャルスキーが再構成した《オルフェーオの物語》で、注目のソプラノ、エメーケ・バラートと共演する。
ファンが待ちに待った貴重な一夜になりそうだ。
■フィリップ・ジャルスキーメッセージ
2020年、6年ぶりの日本でまた歌うことを楽しみにしていましたが、新型コロナの世界的流行によって実現は叶わず、強く夢見た演奏会をキャンセルせざるを得ませんでした。けれども今度こそ間違いなく、皆さんの素晴らしい国にして、私も心から愛してやまない――と過去に数えきれぬほど言及してきました――伝統と文化の国へ、参上します。