2022年1月24日 12:00
祝・開館40周年! 埼玉県立近代美術館の活動を振り返る『扉は開いているか―美術館とコレクション 1982-2022』展開催
1982年11月3日、『開館記念展印象派からエコール・ド・パリへ』の開幕とともに開館した埼玉県立近代美術館。以来、多彩な時代・ジャンルの美術や文化を紹介する独自のテーマの展覧会を多く開催してきた。そんな埼玉県立近代美術館の活動とコレクション形成を収蔵作品とアーカイブ資料によって振り返る『開館40周年記念展 扉は開いているか―美術館とコレクション 1982-2022』が、2月5日(土)より開催される。
これまで、埼玉県ゆかりの作家の作品を中心に、約3,900点を数える国内外の近現代美術の作品資料を収集。MOMASコレクション(所蔵品展)や企画展、教育普及事業などで紹介してきた。
同展では、今年、2022年に開館40年を迎える埼玉県立近代美術館そのものに焦点を当て紹介。同館の原点ともいえる、埼玉県ゆかりの洋画家を軸に始まった美術館の初期の活動、黒川紀章の設計による美術館建築のほか、美術館の活動と結びつきながら成長するコレクション、コミッションワークやプロジェクトなど、様々な視点から40年間の活動を紹介。美術館が築いてきた土台を検証するとともに、これからの美術館を展望する。
斎藤豊作《フランス風景I》1910年頃
制作:黒川紀章建築都市設計事務所《埼玉県立美術館(仮称)