コロナウィルスの影響で世界興収は10億ドル以上マイナスに
コロナウィルスが、映画業界にも脅威を与えている。
中国では、70,000スクリーンほどある映画館がすべて閉鎖。世界第二の映画市場が実質的に停止したことで、2020年の世界興収は前年に比べ10億ドルから20億ドルほど落ちると見られている。
また、中国では、映画やテレビの撮影もすべて一時中止に。春節前に撮影が始まっていたドニー・イェン主演作も、撮影続行は年末まで見送られる模様だ。4月の北京映画祭、6月の上海映画祭がどうなるのかも、わかっていない。
文=猿渡由紀