生誕100周年を迎えるロックの創始者チャック・ベリーのドキュメンタリー『ブラウン・アイド・ハンサム・マン』
イラストレーション:高松啓二
映画・音楽・舞台など各ジャンルのエンタメ通=水先案内人が、いまみるべき公演を紹介します。
【水先案内人 高松啓二のおススメ】
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』でマーティが魅惑の深海パーティで「ジョニー・B.グッド」を演奏する。それをチャック・ベリーの従兄弟マーヴィン・ベリーが、チャックに電話口で聞かせるギャグがある。世代を超えて「ジョニー・B.グッド」が知られるようになったのは、このエピソードのおかげかも?
本作は今年、生誕100周年を迎えるチャック・ベリーのドキュメンタリーである。オープニングはキース・リチャーズと「キャロル」を演奏する。至福の表情のキースは、チャックをよっぽど好きらしく第1回ロックの殿堂の授賞式でもチャックのプレゼンターとして登場する。
チャックは1950年代に名門チェス・レコードからデビュー。当時、作詞・作曲・演奏・歌を自身でやるのは珍しくロックの創始者と呼ばれる所以である。
ビートルズ、ローリング・ストーンズなどの多くのロックミュージシャンたちに影響を与えた。
ただし、個人的な事は掘りさげず、音楽のみにスポットライトをあてている。ドキュメンタリーでありがちの曲のぶつ切りではなく1曲たっぷり聴かせてくれる。チャック・ベリーのベスト版アルバムみたいね。時間もLPなみの55分だし。
<作品情報>
『チャック・ベリーブラウン・アイド・ハンサム・マン』
1月16日(金)より角川シネマ有楽町、UPLINK吉祥寺
1月17日(土)より新宿 K’s cinema 他にて全国順次公開
■出演
チャック・ベリー
キース・リチャーズ
ロバート・クレイ
エリック・クラプトン
ローリング・ストーンズ
ビートルズ
ジミ・ヘンドリックス
リンダ・ロンシュタット
ビリー・キングズレー&ロッキン・ホース
ブルース・スプリングスティーン
エレクトリック・ライト・オーケストラ(ELO)
トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズ
ポール・マッカートニー
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