『第37回東京国際映画祭』Nippon Cinema Now部門の特集監督は入江悠に決定 新部門創設も発表
10月28日(月) から11月6日(水) にかけて開催される『第37回東京国際映画祭』にて、Nippon Cinema Now部門の特集監督が決定した。
同部門は、この1年の日本映画を対象に、特に海外に紹介されるべき日本映画という観点から選考された作品を上映する。今回は、2009年の自主制作による『SR サイタマノラッパー』が注目を集め、今年公開の『あんのこと』も話題となった入江悠を特集する。上映作品は『SR サイタマノラッパー』『SR サイタマノラッパー2 女子ラッパー☆傷だらけのライム』『SR サイタマノラッパー ロードサイドの逃亡者』『太陽』『あんのこと』の5作品(※いずれも英語字幕付き上映)となる 。
併せて、新部門の創設も発表。東京国際映画祭では、これまでメインの「コンペンティション」部門や長編3本目までのアジアの新人監督のコンペである「アジアの未来」、日本公開前の国内外の話題作をプレミア上映する「ガラ・セレクション」など、主要9部門で構成されていたが、今年新たに「ウィメンズ・エンパワーメント」(Women’s Empowerment)部門が創設される。
同部門では、東京都と連携し女性監督の作品、あるいは女性の活躍をテーマとする世界の新作を上映(7本を予定)。