Hey! Say! JUMP・髙木雄也「世界観に浸れるように全力尽くす」　主演舞台『裏切りの街』東京公演が上演中

撮影：岡千里

パルコ・プロデュース作品『裏切りの街』が東京・新国立劇場 中劇場で上演スタートした。

作・演出を手掛けるのは、若者の生態、現代人の悲哀、剥き出しの欲望など、人間の“リアル”を妥協なく追求した演出で、観る者の感情を揺さぶる三浦大輔。その三浦が2010年にPARCO劇場に初めて書き下ろしたのが本作だ。2020年に10年ぶりに上演予定だった本作は新型コロナウイルスの影響で残念ながら中止となり、満を持しての上演となった。

主演はトップアイドルとして活躍する髙木。昨年中止になってしまった悔しさを糧に、新たな気持ちで舞台単独初主演を飾る本作に挑む。高木が演じるのは、将来の展望もなく、現実から目を背けて、専業主婦である人妻との関係に溺れるフリーター・菅原裕一。生身の人間のリアルをどう魅せてくれるのだろうか。

共演には、裕一との逢瀬を重ねる人妻・橋本智子役に奥貫薫（※当面、智子役は呉城久美が配役変更で演じる）。菅原の恋人で会社員・鈴木里美役に萩原みのり、浩二の部下・田村修役に米村亮太朗。

そして智子の妹・根本裕子役に呉城久美（※当面、裕子役として日高ボブ美が演じる）。菅原の友人・今井伸二役に中山求一郎、智子の夫でサラリーマン・橋本浩二役に村田秀亮（とろサーモン）