“20世紀最大のクラシックイベント”の舞台裏 映画『蘇る三大テノール 永遠の歌声』
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1990年7月7日。第14回FIFAワールドカップ・イタリア大会決勝前夜に行われたコンサートは、後に“20世紀最大のクラシック・イベント”として語り継がれる「三大テノール」の幕開けだった。
世界遺産に登録されているローマ・カラカラ浴場に詰めかけた6,000人の聴衆に加え、54カ国8億人が実況放送を視聴。「三大テノール」は、クラシックの枠を遥かに超えた人気を得たのだ。ライブ・アルバムの販売数も凄まじく、発売からわずか3日間で50万枚、1ヶ月で300万枚という驚異的な数字を刻み、最終的には1,600万枚というクラシック史上最大の売上数を記録した。
今回制作された映画『蘇る三大テノール 永遠の歌声』(2021年1月8日Bunkamura ル・シネマ他全国順次公開)には、「三大テノール」誕生の逸話や舞台裏の未公開映像がふんだんに盛り込まれ、まさに見応えも聴き応え十分。
特に注目したいのは、偉大な3人のテノールが初めて顔を揃えた1990年のステージだ。緊張感に満ちた3人の表情が、まさにこの場が戦いであったことを伝えてくれる。
映画『蘇る三大テノール 永遠の歌声』
(2021年1月8日Bunkamura ル・シネマ他全国順次公開)
※詳細は、 https://gaga.ne.jp/threetenors/