くらし情報『《太陽の塔》で知られる岡本太郎のすべてが分かる!『展覧会 岡本太郎』内覧会レポート』

2022年7月25日 18:00

《太陽の塔》で知られる岡本太郎のすべてが分かる!『展覧会 岡本太郎』内覧会レポート

『展覧会 岡本太郎』会場入口


7月23日(土)から大阪中之島美術館で『展覧会岡本太郎』が始まった。岡本太郎と言えば、万博記念公園内にある《太陽の塔》の作者として、大阪人にとってはなじみ深い芸術家だ。


《太陽の塔》で知られる岡本太郎のすべてが分かる!『展覧会 岡本太郎』内覧会レポート

【参考図版】岡本太郎《太陽の塔》1970年(万博記念公園)Ⓒ岡本太郎記念現代芸術振興財団
しかし岡本太郎は、大阪出身のアーティストではない。しかも実は、大阪で岡本太郎の作品を幅広く紹介することさえ、初めてに近い。この展覧会は、「何かと不安を感じざるを得ない今だからこそ、何か漠然としたものに対して戦い続けてきた、エネルギーあふれる岡本太郎を見せたい」という思いから、企画された。

そもそも岡本太郎とは何者だろうか? 6章立ての展覧会場を通して、私たちは知ることができる。

《太陽の塔》で知られる岡本太郎のすべてが分かる!『展覧会 岡本太郎』内覧会レポート

岡本太郎《空間》1934/54年 川崎市岡本太郎美術館蔵 Ⓒ岡本太郎記念現代芸術振興財団
岡本太郎(1911~1996)は、漫画家の父・岡本一平と歌人で小説家の岡本かの子の長男として生まれる。1930年から、両親とともにフランス・パリに渡り、《空間》シリーズや《傷ましき腕》を制作し、現地の展覧会で発表した。


《太陽の塔》で知られる岡本太郎のすべてが分かる!『展覧会 岡本太郎』内覧会レポート

岡本太郎《傷ましき腕》1936/49年 川崎市岡本太郎美術館蔵 Ⓒ岡本太郎記念現代芸術振興財団
第1章では、岡本のパリ時代の作品を紹介。

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