愛あるセレクトをしたいママのみかた

パンダドラゴン、2度目の日本武道館公演で「世界で一番ポップなアイドル」への進化を証明!32曲3時間の圧巻カーニバルをレポート

ぴあ
パンダドラゴン、2度目の日本武道館公演で「世界で一番ポップなアイドル」への進化を証明!32曲3時間の圧巻カーニバルをレポート


Photo:かまきり @株式会社DD / Text:松木美歩
パンダドラゴンにとって2度目の日本武道館単独公演『ドキドキ!?パラゴンカーニバル☆ここが世界のちゅーしんだ!!』が1月17日日本武道館で開催された。

昨年末のインタビューで「観てほしいところがあり過ぎて、1回で伝わるかなって、3回は観てほしい。そう思うぐらいすごくて、本当にすごくて」とたいがが語っていたように、「こんなアイドル見たことない、それがパンダドラゴン。1回だけでは理解が追いつかないぐらい、すごいライブになると思います」とぱっちが言っていた通りに、演出の内容もさることながら、彼らが磨き上げた歌とダンスの進化に驚きの連続だった。想像を大きく超えていった2度目の日本武道館。それは地に足をしっかりつけて、自分たちが進んできた道につけた足跡や傷跡、そして地道な努力がなににも代えがたい力となった、本当にすばらしいライブだったと思う。

パンダドラゴン、2度目の日本武道館公演で「世界で一番ポップなアイドル」への進化を証明!32曲3時間の圧巻カーニバルをレポート


まず、新曲「パラゴンサンバ」からスタート。ド派手なリオのカーニバルばりのダンサーが登場。
炎がばんばん上がり、キラキラと紙吹雪が大量に舞い、底抜けに明るいサンバのリズムに合わせてオーディエンスも初っ端からテンション高くコールしていく。マツケンサンバばりの豪華絢爛さが年明けにふさわしく、メンバーが背負った花輪のような飾りには可愛いリボンが結ばれ、華やかに揺れていた。

そのままのテンションの高さで2曲目「パLIFE!パLIKE!パLOUGH!パLOVE!」へ。イントロが流れると大きな歓声が上がり、高速リズムにメンバーカラーのペンライトが激しく揺れる。「パラゴンカーニバルへようこそ!僕たちと一緒に世界のお祭りを作りましょう」――ぱっちの呼びかけと共に「さまーじっくDISCOフィーバー」へ。タイトル通りのカーニバル状態は続き、外は寒いけど、武道館の中は完全に夏。まさに最高気温32度状態。<騒げ騒げ 夏まちゅり>と、どんどんテンションをあげていく。
<君の夏ちょうだい>を<君の冬ちょうだい>に歌詞を変える場面では悲鳴のような歓声が上がり、パンダドラゴンらしい、にぎやかな盛り上がりが続いていく。

パンダドラゴン、2度目の日本武道館公演で「世界で一番ポップなアイドル」への進化を証明!32曲3時間の圧巻カーニバルをレポート
「みなさん、騒ぐ準備できていますか?ヴィーナス!ゼウス!」と呼びかけると、「うぉおおおお!!!」ゼウスの声が大きく響く。小さな子供たちがグッズのハッピを着ている姿を多く見かけたが、男性ファン(ゼウス)の姿も確かに目立っていた。女性ファン(ヴィーナス)の声援と共に、この野太い声援もまたメンバーにとって大きな励みになっただろう。「この調子で盛り上がっていきましょう!」ようたの掛け声から世界旅行への出発アナウンスが流れる。「シートベルトの代わりにペンライトの準備はいい?」たいがの声掛けに色とりどりのペンライトが揺れ、ここからは怒涛のメドレー。

「恋してBAILA!」「万国みゅ~じっく」「サファリズム DE ね~しょん!!」「愉快痛快!ホアロハ」「VIVA!チャイナ」といった曲に合わせて目まぐるしく景色が変わっていく怒涛の展開。ライオンやトラなどの動物がひたすら走ってくる映像の疾走感やチャイナタウンの街並みなど、ワクワク感がものすごい。
パンダドラゴンは世界各国の音楽要素を取り入れた楽曲が多いと感じていたが、そこをメドレーにして映像と共に世界旅行に連れて行ってくれるという演出。楽曲の幅広さを詰め込んだ演出と共に、「NEO TRAVELER」が始まるところで「まもなく日本武道館に到着します」と現在地へ。<災難と悲劇乗り越えていくのだやれない事は何もないのだ>デビューから7年でメンバー卒業や環境の変化など、多くの困難を乗り越えてきたパンダドラゴン。玉屋2060%が描いたこの歌詞の世界線が、まさにいまここ日本武道館にあったように思う。

パンダドラゴン、2度目の日本武道館公演で「世界で一番ポップなアイドル」への進化を証明!32曲3時間の圧巻カーニバルをレポート

パンダドラゴン、2度目の日本武道館公演で「世界で一番ポップなアイドル」への進化を証明!32曲3時間の圧巻カーニバルをレポート

パンダドラゴン、2度目の日本武道館公演で「世界で一番ポップなアイドル」への進化を証明!32曲3時間の圧巻カーニバルをレポート


キャラクター・パンダドラゴンちゃんがステージに登場し、「ぱんぱかぱんだ」「ちゅるちゅるらぶ」「ダイスキ☆シンドローム」では、メンバーと息の合ったダンスを披露。パンダドラゴンちゃんが実際に登場したのは初めてのようで、あまりの可愛さと自然とこなす完璧なダンスに会場中が釘付けになる。可愛いが連呼されるなか、なぎに連れられてパンダドラゴンちゃんはここで退場。この流れから新たな衣装も披露され、さらに会場を華やかに彩り、「今日は5人で披露します」と、なぎ、なるき、ぱっちのユニット曲「Ring!Ding!Dong!」へ。
武道館だからこその特別な演出はここでも飛び出して玉手箱のようなライブは続いていく。

「ぽっぴんLOVE☆」のあとは、メンバーがステージ後方へと移動し、冬景色の映像とともにイントロが流れると歓声があがる。新曲「Winter Song 防衛隊」だ。冬のキラキラをポップにキャッチーに聴かせながら、トンチキパートでは体全体で世界観を表現。曲調がコロコロと変わっていくバラエティ感が本当に楽しい曲。ペンライトと一緒にオーディエンスの背中も自然と揺れていき、これも冬ソング「決戦!ヴァレンティーノ」へと続く。

パンダドラゴン、2度目の日本武道館公演で「世界で一番ポップなアイドル」への進化を証明!32曲3時間の圧巻カーニバルをレポート

パンダドラゴン、2度目の日本武道館公演で「世界で一番ポップなアイドル」への進化を証明!32曲3時間の圧巻カーニバルをレポート


そして、ぱっちが番組のナレーター風にマイクを持ち、なるき、たいが、ようた、なぎが街頭インタビューを受けるという寸劇をステージ上で展開。家族や恋人を演じながらインタビューを受けるという内容だが、普段なら映像で見せるような演出をステージで、というのも斬新だった。
「じゃぱかわんだほ〜」に絡めながら寸劇は続いていき、まさに<遊び足りない!>と言わんばかりのテンションでライブも進んでいく。「このあともパラゴンカーニバルをお楽しみください!以上、中継でした!」とナレーターぱっちが曲を締めると会場は大きな拍手と歓声に包まれる。「すごい‥‥‥」とあちこちから声が漏れていたが、一曲一曲を楽しませる熱量がこちら側にひしひしと伝わってきて、そこに難易度の高いダンスも加わって、その完璧さにこの時点で感動してしまった。いや、ほんとにすごいライブだ。

パンダドラゴン、2度目の日本武道館公演で「世界で一番ポップなアイドル」への進化を証明!32曲3時間の圧巻カーニバルをレポート


まだまだカーニバルは続いていき、「L♡S〜ドキッ!?闇夜の愛♡狙撃手〜(ラブスナイパー)」の映像が流れる。闇夜の愛♡狙撃手(たいが)が、アイドル(なぎ)に恋をして、その恋に葛藤するというぱっち監督・脚本によるショートドラマだが、これがまたしっかり作り込まれていて、小物や衣装まで細部にわたってのこだわりが伝わる本格的なドラマ。そして、そんな見どころの多さに感心しているのも束の間。彼らは新曲「L♡SⅡ~成敗♡Say bye・・・(ラブスナイパーⅡ)」まで用意していて、そのまま披露するというさらに玉手箱をひっくり返していく展開。
続編ということもあって、オーディエンスの「成敗!」コールも完璧。

パンダドラゴン、2度目の日本武道館公演で「世界で一番ポップなアイドル」への進化を証明!32曲3時間の圧巻カーニバルをレポート

パンダドラゴン、2度目の日本武道館公演で「世界で一番ポップなアイドル」への進化を証明!32曲3時間の圧巻カーニバルをレポート

パンダドラゴン、2度目の日本武道館公演で「世界で一番ポップなアイドル」への進化を証明!32曲3時間の圧巻カーニバルをレポート


ここまでは底抜けに明るくて可愛いパンダドラゴンらしさで楽しませてくれたが、それだけでは終わらない。ここからは彼らが持つもうひとつのらしさ、クールな一面で一変。「Sweet Strange Parade」「輪舞曲〜Black out〜」「キラリペダル」「MASK」「NA・NA・NA」「REAL≠NONFICTION」といったロック調の曲を中心としたメドレー。前半のメドレーと曲のタイプ、音楽性やアプローチの仕方がまったくもって対照的で、ひとつのライブのなかでパンダドラゴンが持つポップで可愛いアイドルらしさと、クールで聴かせる一面、そこを対にしてそれぞれメドレーで観せていく。こうやって改めてライブを振り返ってみると演出のすごさに気づかされるし、確かに一回観ただけではわからない深みをこの場面でも確かめることができた。

メドレーは「Back again」へと続き、鳴り止まない拍手がメンバーを称賛する。そして、「僕らが2度も日本武道館のステージに立つことができたのは、紛れもなくいつも応援してくれているみなさんのおかげです。
心を込めて歌います」とようたが伝え、大きな鐘の音が鳴り響くと「天使に花束を」、そして「未来シンコペーション」へと続く。<君がくれた この世界 こんなもんじゃない だから旅は終わらない>、<共に焦がした 青春(おもい)を 連れてゆこう>想いの詰まった曲に涙するなるきの姿も印象的に、カーニバルは終焉への向かっていく。

パンダドラゴン、2度目の日本武道館公演で「世界で一番ポップなアイドル」への進化を証明!32曲3時間の圧巻カーニバルをレポート

パンダドラゴン、2度目の日本武道館公演で「世界で一番ポップなアイドル」への進化を証明!32曲3時間の圧巻カーニバルをレポート

パンダドラゴン、2度目の日本武道館公演で「世界で一番ポップなアイドル」への進化を証明!32曲3時間の圧巻カーニバルをレポート


静寂のあと、「僕らパンダドラゴンは世界で一番ポップなアイドルになります。みんなに元気を届けます。どんなときもパンダドラゴンらしく、みんなのそばにいることを誓います」そう全員で伝え、本編ラストナンバー新曲「IDOL OF POP」へ。初めての日本武道館公演のタイトルが『あいどるおぶぽっぷ!!!!!!』だったわけだが、「IDOL OF POP」という新曲であの日と繋げてきたこのラストは、MCにもあったように世界一のポップなアイドルを目指していくという一環したテーマが、過去といまと未来を繋げているという伏線回収のようなラストだった。わかった上でもう一度はじめから観たいと感じるライブ。3回観てほしいといったたいがの気持ちに何度も頷いたライブだった。

パンダドラゴン、2度目の日本武道館公演で「世界で一番ポップなアイドル」への進化を証明!32曲3時間の圧巻カーニバルをレポート

パンダドラゴン、2度目の日本武道館公演で「世界で一番ポップなアイドル」への進化を証明!32曲3時間の圧巻カーニバルをレポート

パンダドラゴン、2度目の日本武道館公演で「世界で一番ポップなアイドル」への進化を証明!32曲3時間の圧巻カーニバルをレポート

パンダドラゴン、2度目の日本武道館公演で「世界で一番ポップなアイドル」への進化を証明!32曲3時間の圧巻カーニバルをレポート



アンコールの「マジ☆まじない」「熱血!ドラゴン・ブートキャンプ」「エビバデDASH!!」「明日ハ晴レ」まで、メドレーを含む怒涛の32曲、約3時間のステージをぶっ通しで歌い続け、踊り続けた圧巻のライブは、2度目の日本武道館を完璧にやり遂げた彼らの勲章として、大きな自信となっていくはずだ。世界で一番ポップなアイドルを目指して――、パンダドラゴンの未来を明るく照らしたすばらしいステージだった。

パンダドラゴン、2度目の日本武道館公演で「世界で一番ポップなアイドル」への進化を証明!32曲3時間の圧巻カーニバルをレポート


<公演概要>
パンダドラゴン
『ドキドキ!?パラゴンカーニバル☆ここが世界のちゅーしんだ!!』
1月17日 日本武道館
パンダドラゴン オフィシャルサイト
https://pandadragon.jp/

提供元の記事

提供:

ぴあ

この記事のキーワード