2022年5月20日 12:00
ショスタコーヴィチの真髄に迫る 兵庫芸術文化センター管弦楽団 第134回定期演奏会
兵庫芸術文化センター管弦楽団(PAC)による、2021-22シーズン最終公演は、下野竜也指揮によるオールショスタコーヴィチ・プログラムだ(2022年6月10,11,12日:兵庫県立芸術文化センター)。
前半に置かれた「ピアノ協奏曲第2番」は、作曲当時モスクワ音楽院で学んでいた息子ドミトリーのために書かれた作品で、軽妙なリズムとメロディが心に残る名作だ。一方後半で披露される交響曲第7番『レニングラード』は、第2次世界大戦中、ナチスドイツに包囲されたレニングラードで書かれたといういわくつきの作品だ。とはいえそのスケールの大きさはショスタコーヴィチ作品の白眉。その昔、アーノルド・シュワルツネッガーが出演する栄養ドリンクのCMで「チ〜チン、プイプイ」という歌詞とともに流れた音楽を覚えている方も多いのではないだろうか。下野竜也率いるPACがこの難曲を、どのように表現するのかに注目が集まる。
●公演概要
6月10日(金)、11日(土)、12日(日)兵庫県立芸術文化センター KOBELCO大ホール
「兵庫芸術文化センター管弦楽団 第134回定期演奏会 下野竜也 レニングラード」
https://hpac-orc.jp/concert/1227/
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