くらし情報『国内外で活躍するアーティスト・泉太郎、東京では初の大規模個展『Sit, Down. Sit, Down Please, Sphinx : 泉太郎』を開催』

2022年12月21日 12:00

国内外で活躍するアーティスト・泉太郎、東京では初の大規模個展『Sit, Down. Sit, Down Please, Sphinx : 泉太郎』を開催

Muscat juice and mud mixed and fucked, and the earth was jealous, 2018© Taro IzumiCourtesy of Take Ninagawa, Tokyo


2017年にパレ・ド・トーキョー(パリ)、2020年にはティンゲリー美術館(バーゼル)で大規模な個展を開催するなど、国内外で活躍する泉太郎の個展『Sit, Down. Sit, Down Please, Sphinx : 泉太郎』が2023年1月18日(水)〜3月26日(日) まで、東京オペラシティ アートギャラリーで開催される。東京の美術館では初の個展となる。

1976年奈良県生まれ、東京在住の泉太郎。映像、パフォーマンス、ドローイング、絵画、彫刻など多彩なメディアを交錯させるようなインスタレーションを展開するアーティストだ。常に既存の概念を疑ったり、見方をずらしたりしながら、映像とは何か、絵画とは何か、あるいは世界で起こる不条理な問題に対しても不可思議なユーモアを携えながら、そこで起きていることは何なのかを探り出そうとする。

そして「アートとは、常に別の道を実験し、準備し続けること」という泉は、自身も現状の社会のシステムの中で生きていることを自覚しながらも、なんとか別の道を探そうとしてアート作品を作り続けている。そのため、リアルタイムと録画が入れ子になり、延々と続いていく多層的な映像作品を制作したり、時には自らパフォーマーとなって「見られる」

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