桐谷健太、三池崇史とタッグの舞台『醉いどれ天使』は「最高傑作になります!」

撮影:田中亜紀
国内外に多大な影響を与えた映画監督・黒澤明の名作を舞台化する『醉いどれ天使』の製作発表会見が7月19日、都内で行われ、脚本の蓬莱竜太、演出を担当する三池崇史、出演者の桐谷健太、高橋克典、高島政宏、佐々木希、田畑智子、篠田麻里子が一堂に会した。
原作は黒澤監督と、同じく海外にもその名をとどろかせた名優・三船敏郎が初タッグを組み、1948年に公開された映画『醉いどれ天使』。戦争帰りのやくざで闇市の顔役・松永と、酒好きだが一流の腕を持つ町医者・真田の姿を通じて、戦後の混沌に生きる人々の葛藤を鮮やかに描き出した傑作が、2021年9月に明治座、10月に新歌舞伎座にて復活を遂げる。
かつて三船が演じた松永に扮する桐谷は「蓬莱さんの本当にすばらしい脚本、鬼才の三池さん、個性豊かで魅力的なキャストの皆さんとご一緒できるのは、心からうれしい。このメンバーなら最高傑作になります!」と早くも気合い十分。「名作映画の舞台化ですが、まったく違う魅力的な作品をお見せできると思います。僕自身、ワクワクしていますし、ご覧になる皆さんに『幸せに強く生きてみよう』と思ってもらえるエネルギーを惜しみなく出し切りたい」