2023年10月23日 14:00
作・演出 詩森ろば、serial number10『アンネの日』上演決定
2024年1月12日(金) よりザ・スズナリにて、serial number10『アンネの日』(作・演出 詩森ろば)が上演されることが決定した。
女性にとっての必須アイテムである「生理用品」。本作は、女性開発者たちがほんとうに必要で、自分たちの役に立つ生理用品の開発のために奮闘する物語。実際の開発現場等に取材しながら、初潮から始まり閉経まで、女性ならではの辛さ、喜びを、全員女性という出演者たちで描く。
初演時(2017年)に好評を得て、詩森は芸術選奨文部科学大臣新人賞(2018年)を受賞。今回の公演では、一企業の製品開発の物語でありながらフェミニズムにまでリーチした作品をさらにブラッシュアップして再演する。
併せて、詩森ろばのコメントとチラシビジュアルが公開された。
<演出家の言葉>
■詩森ろば
代表作は自分で決めるものではないと思うのですが、世間的にはよくそう言っていただきます。でも書いたときにはこの作品が自分の代表作になるなんて、まったく思っていませんでした。男性ばかりのアイスホッケーのお芝居をやってすぐにこの作品の稽古に入ることが決まっていて、なら女性ばかりがいいのではないか、と思って軽い気持ちで企画したのがはじまりです。