クリストファー・ノーラン監督は逆行撮影も“リアル”志向 『TENET テネット』メイキング映像公開
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クリストファー・ノーラン監督作品『TENET テネット』が公開中だ。この度、本作の舞台裏が明らかとなる約10分間のメイキング映像が公開された。
映像では、主人公の名もなき男を演じたジョン・デイビッド・ワシントンをはじめ、ロバート・パティンソン、エリザベス・デビッキやケネス・ブラナーといったキャスト、製作のエマ・トーマス、撮影監督のホイテ・ヴァン・ホイテマといったスタッフたちが撮影現場をメイキング映像とともに振り返る。
本作では時間が“逆行”する、誰も観たことのない世界を描き出したノーラン監督だが、「まるでドキュメンタリーの撮影のようだった」とワシントンが語るように、どこまでも“本物(リアル)”での撮影にこだわったことが明かされる。
世界全体の危機を描くために必要だった7か国にもわたる壮大なロケ、飛行機を実際に建物に激突させるシーンだけにとどまらず、時間逆行のアクションシーンもワシントンが自ら“逆行”の動きを習得し、演じている。「今までに見たことのない動きだ。僕らは何度もリハを繰り返した」