まもなく開幕 堀内元率いるセントルイス・バレエ団×劇団四季が響き合う「バレエ・オン・ブロードウェイ」
堀内元と彼が率いるアメリカのセントルイス・バレエ団のダンサーたちが、劇団四季の俳優たちとジャンルを超えた熱い共演を繰り広げる。2026年4月3日(金)から5日(日)に開催される「堀内元BALLET FUTURE 2026 Ballet On Broadway バレエ・オン・ブロードウェイ」は、劇団四季でお馴染みのミュージカルを手がけた世界的演出家・振付家たちの珠玉の傑作が詰まった、エキサイティングなバレエ体験となるだろう。
堀内元
堀内は、ローザンヌ国際バレエコンクールを経てスクール・オブ・アメリカン・バレエに留学後、ジョージ・バランシンが芸術監督を務めるニューヨーク・シティ・バレエに日本人として初めて入団、アジア人初のプリンシパルとして活躍した。ミュージカルの舞台でも存在感を発揮、『キャッツ』ではブロードウェイ、ウェストエンド、また劇団四季の舞台に立ち、ミストフェリーズ役を2,000回以上演じたことも有名。そんな彼がセントルイス・バレエ団の芸術監督に就任したのは2000年のこと。存続の危機にあったカンパニーをリードし、堀内の振付による『白鳥の湖』『くるみ割り人形』『眠れる森の美女』といった古典の名作からバランシン作品、現代振付家の作品と魅力的なレパートリーを構築、自らも舞台に出演しながら、地域の人々に愛されるバレエ団を作り上げていった。
『INTERPLAY インタープレイ』
本公演のプログラムの第1部では、ジェローム・ロビンス、スーザン・ストローマン、クリストファー・ウィールドンという世界的振付家の魅力的なバレエがずらり。『INTERPLAY』は、ミュージカルの金字塔『ウェストサイド物語』のオリジナル演出・振付を手がけたロビンスが1945年に創作。
男女混合の2グループによるパワフルな掛け合いには『ウェストサイド物語』を思わせる場面も。
『TAKE FIVE MORE OR LESS』
『TAKE FIVE MORE OR LESS』は劇団四季でも上演された『クレイジー・フォー・ユー』『コンタクト』のオリジナル演出・振付を手がけたストローマンが、パシフィック・ノースウエスト・バレエ団に振り付けた小粋な作品。いずれもセントルイス・バレエ団のダンサーたちの表現力たっぷりのステージに注目を。また、『CAROUSEL』(回転木馬)よりパ・ド・ドゥは、英国ロイヤル・バレエ団での『不思議の国アリス』『冬物語』などの全幕バレエや、トニー賞を受賞したミュージカル『パリのアメリカ人』で知られるウィールドンの作品。ウィールドンは劇団四季による『パリのアメリカ人』でも演出・振付を担ったが、今回は劇団四季の女性ダンサーとセントルイス・バレエ団の男性ダンサーが、ミュージカル『回転木馬』の名曲「If I Loved You」で繰り広げるペアダンスで、彼の振付の魅力を存分に味わいたい。
『CAROUSEL』(回転木馬)よりパ・ド・ドゥ
そして第2部で上演されるのは、2024年のセントルイス初演時に大好評を博した『セントルイス・ブルース』。堀内自身が主演、構成・演出・振付を務めた人気作品で、音楽評論家の安倍寧と堀内元の共同構成により誕生、ブルースの父と呼ばれるW.C.ハンディ作曲の「セントルイス・ブルース」をモチーフに、ニューヨークを拠点に活躍する音楽家、徳家“Toya”敦が作曲・編曲を手がけた。セントルイスの、いわば“ご当地ソング”のバレエは、2024年5月に東京で開催された「堀内元 BALLET FUTURE 2024」で日本初演、ピアノの生演奏とパワフルな歌声とともに展開されるエネルギッシュなパフォーマンスで観客を魅了した。
今回はToya & Friendsによる圧巻の生演奏と劇団四季のシンガーの熱唱とのコラボレーションが実現、熱いステージに期待が寄せられる。
堀内とセントルイス・バレエ団のダンサーと劇団四季の俳優たち。ジャンルを超えて、同じ舞台、同じ音楽で響き合うステージは、きっと生命感に満ちあふれ、思わずダンスの楽しさに没頭させられるひとときになるだろう。
文:加藤智子
<公演情報>
堀内元BALLET FUTURE 2026
「Ballet On Broadway バレエ・オン・ブロードウェイ」
~劇団四季の舞台を彩った振付家のバレエ傑作集~
【第1部】
『INTERPLAY』
振付:ジェローム・ロビンス(『ウストサイド物語』)
作曲:モートン・ゴールド
出演:セントルイス・バレエ団
『TAKE FIVE MORE OR LESS』
振付:スーザン・ストローマン(『クレイジー・フォー・ユー』『コンタクト』)
作曲:デイブ・ブルーベック、ポール・デズモンド
出演:セントルイス・バレエ団
『CAROUSEL(回転木馬)よりパ・ド・ドゥ』
振付:クリストファー・ウィールドン(『パリのアメリカ人』)
作曲:リチャード・ロジャース
出演:劇団四季/セントルイス・バレエ団
【第2部】
『セントルイス・ブルース』
振付:堀内元(セントルイス・バレエ団芸術監督)
作曲:徳家“Toya”敦
演奏:Toya & Friends
出演:堀内元/劇団四季/セントルイス・バレエ団
2026年4月3日(金)〜5日(日)
会場:東京・自由劇場
関連リンク
チケット情報:
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventCd=2612825(https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventCd=2612825&afid=P66)
公式サイト:
https://www.balletfuture.com