2本でひとつの物語。『アナと雪の女王2』が描く“結末”とは?
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日本では2014年春に公開され、全世界で驚異的なヒットを記録した話題作の続編にして完結編『アナと雪の女王2』がついに全世界で一斉に公開されている。アレンデールの女王エルサと妹のアナは前作で雪に閉ざされた王国を救い、自分の進むべき道を見つけ出した。しかし“そしていつまでも幸せに暮らしました”はおとぎ話だけのこと。成長した姉妹は新たな問題に直面する。
本作は雪や氷をつくりだす不思議な力を持って生まれた女性エルサと、そんな姉を誰よりも愛する妹アナが主人公。前作では自身の力を制御することができずに苦しんできたエルサが王国を飛び出して“ありのまま”で生きることを選ぶが、その結果としてアレンデールが雪に閉ざされてしまい、アナがエルサに再会するために冒険に出るドラマが描かれた。結果としてふたりは危機を脱し、“真実の愛”を見つけ出してエルサは女王として故郷に帰還した。
しかし、続編では少しだけ時が流れ、成長したエルサとアナが描かれる。
王国は幸福な時間をおくっていたがある日、エルサは不思議な歌を耳にする。この歌は一体、どこから聞こえてくるのか? なぜエルサにしか聞こえないのか? この出来事をきっかけにアレンデールはまた危機を迎え、エルサとアナは王国を救うため、そして自分たちがどこから来たのか、そしてどこへ進むべきなのか見出すために再び旅に出る。