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解散・再始動を経て37周年!LINDBERGが語るオリジナルメンバーで進む理由とは

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解散・再始動を経て37周年!LINDBERGが語るオリジナルメンバーで進む理由とは

PR Text:浅野保志(ぴあ)
1989年にデビュー、以来「今すぐKiss Me」をはじめスマッシュヒットを連発するも2002年に解散。その後、再始動して精力的にツアーを続け、37周年の今年、スポーツ番組のテーマソングに起用されたシングル「Be Okay」を4月7日(火)にリリース。さらには『LIVE TOUR 2026 「Hello!New Days」』で全国7カ所を回る彼ら。近況やバンドが継続できている理由など、渡瀬マキ(vo)、平川達也(g)のおふたりに聞いたスペシャル・インタビューをお届けする。


── 4月7日に、ABCプロ野球中継テーマソングに決定した新曲「Be Okay」がリリースされましたが、この曲がリリースされる経緯や、どんなレコーディングだったかを教えていただけますか?

渡瀬去年の秋にこのお話があって、メンバー3人(平川、川添智久(b)、小柳”Cherry”昌法(ds))それぞれが曲を書き始めて、去年の暮れには決まってましたね。

平川年末にレコーディングして、トラックダウン、ミックスは年を越してからやりました。

── メンバー3人がそれぞれ曲を出して、この曲に決まったのですね。

平川何曲か出したんですけどちょっと温めてた曲もあって、それがこれだったんです。
今回のコンセプトにはいい感じじゃないかなとスタッフからも言ってもらって決まった感じです。

── この曲に決まって渡瀬さんは詞をどんな想いで作られたのですか?

渡瀬意外とスポーツ番組のテーマソングになるのはLINDBERG初のことで、もちろんスポーツ番組なんだけど、あまりそこにフォーカスし過ぎているのは自分の中では気持ちよくなかったので、世の中のいろんなことに頑張っている人、挑戦しようとしている人に対して書いた。あとは過去に出した「every little thing every precious thing」という曲のアンサーソングとまではいかないですけど、あの曲とどこかリンクしていたいなと。そのふたつが自分の中にコンセプトとしてありました。

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渡瀬マキ(vo)
── 「every little thing every precious thing」は、1996年にシングルとして、さらに2025年に「リマスタリングエールVer.」としてリリースされ、阪神タイガースの藤川監督が現役時代の入場曲に使用して、監督就任時に盛り上がっていましたね。スポーツ番組は初めてとのことですが、LINDBERGはスポーツの印象が強いです。

平川スポーツ絡みはありますね。YAWARAちゃん(田村亮子さん)とか。


渡瀬「Over The Top」だね(田村亮子さんがバルセロナオリンピックの試合前に聴いていたと報道された)。

── スポーツ選手が愛聴していたニュースはいくつもありましたね。

渡瀬そうそう、プロレスラーも入場曲で使ってくれている。

平川「every little thing every precious thing」は元々世界陸上の高野さんのイメージだものね(1991年世界陸上男子400mに日本人初の決勝進出を果たした高野進選手)。想いがスポーツ選手に合うんだろうね。

── バンドの特質が今回スポーツ番組に起用されたと思うのですが、その期待に見事に応える曲だと思います。1番、2番終わりのあとアンセム的なところがあって、番組でもあるいはライブでもお客さんと一体になれるような仕掛けで素晴らしかったです。

渡瀬達也、デモテープの段階から入れたいって言ってたよね。
私、覚えとるもん。私には全然そんなイメージはなかったんやけど、「ここで“うぉうお~”みたいなのを入れたい。みんなで歌うやつを入れたい」って。

平川マジ?

渡瀬達也には最初からそのイメージがあったんだよ。もう忘れたんかい(笑)?

平川忘れた。でも最近、オレの曲でお客さんたちと一緒になりたいんですよ。そういう部分をすごく欲していてね(笑)。曲をただポンってやるんじゃなくて……。


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平川達也(g)
渡瀬ライブで一緒に歌えるみたいな。今、それが達也の中で流行りなんかな。それを望んでるんだね。

── それは受け止める側(ファン)もうれしいですよね。自分たちのことも意識して作ってくれる側がそういう形を新しい曲で提供してくれるのは。

渡瀬ライブでみんな歌ってくれるといいんだけど。── それを踏まえて4月3日からはツアーも決まっていますが(※ツアー前に取材)、『Hello!New Days』ツアーに関しては、今どのような段階ですか?

渡瀬曲は一応出し合って、こんな感じで行こうというのが出てきたところですね。あくまでもこの新曲を聴かせたいのが1本の柱としてあって、それプラス『Hello!New Days』は、“みんなで新しい明日を迎えに行こうぜ”みたいな前向きなコンセプトにしてあるので、4月はみんないろんなことをスタートする月ですけど、それに向けて頑張れるようなツアーになるんじゃないかな。
4月は毎年ツアーをやっているんですけど、なぜかと言うと私たちのデビューが4月なんですよ。なので“おかげ様でまた4月を迎えられました”と。ファンのみなさんへの感謝を伝えるツアーでもあるので。

── もうひとつ『HOP STEP JUMP 2026 in 新横浜』というライブ・シリーズもあるそうですが、この企画について教えてください。

渡瀬このNEW SIDE BEACH!!シリーズは、私たちのホームみたいな会場なんですけど、ここでは普段のツアーではやらないようなちょっとレアな……。だから来てくれるファンの人たちもそれを求めてきている感じなんです。あるときは“『LINDBERG III』アルバム全部やります”とか、いろんなことを今までやってきているんですけど、今回は3月と5月と6月なんですよ。だから“3月はアルバムの3曲目、5月は5曲目、6月は6曲目に絞ってやるよ”という。
“アルバムの6曲目とか成り立つの?”とみんなは思うと思うんやけど、LINDBERGのすごいところはアルバムどこを取っても成立しちゃうんですよね(笑)。だから普通に考えたら出てこないような曲だから面白いセットリストになるんですよね。私たちもすごい新鮮やし、レコーディング以来やったことないような曲だってあるし、それをやることによって、“あっ、この曲は実はこういう感じだったんだ!”みたいな発見もあったりして。だからこのNEW SIDE BEACH!!シリーズは私たちにとっても面白い企画としてやらせてもらっています。


── ライブ・バンドはヒット曲以外もやりたいニーズが出てきて、レア曲とかアルバム1枚完全再現とか多いですけど、アルバムの曲順を指定するってご本人たちもお題を決めるまで分からないので、それをセットリストにするのは面白い企画ですよね。渡瀬そうなんですよ。すごいデコボコしているんだけど、それが意外にガチッとハマって面白いみたいなことに毎回なるから。それができる理由は、LINDBERGって昔プロデューサーが「LINDBERGはアルバム・アーティストになるぞ」とよく言っていて、「“シングルもちろん素晴らしいけどアルバムめっちゃいいやん”っていうアーティストになろう」がずっとコンセプトであったから、アルバムのどこをとっても成立しちゃうんじゃないかなと思います。


── オリジナル・メンバー揃って、ライブ・バンドとして現役で、デビュー37周年を迎えることは、限られたバンドにしかできないと思うんです。今も継続できている秘訣をお伺いしたいです。

渡瀬どんどんライブを入れてくれるスタッフのおかげかも知れない(笑)。私が体調を崩して一時期お休みしたり、コロナもあったりして、ライブができる環境ではなかったけど、それを経て、どんどん動いていればきっと「あ、LINDBERG動いているんだ」と気づいている人たちがまた集まってくれるはずって、スタッフの方たちからお言葉をいただき、“じゃあやってみよう”っていろんなところに行ってライブをやる。それを少しずつ積み重ねてきている、まだ最中ですけどね。それがコロナも落ち着いてきて、ちょうどファンの人たちも子育てが一段落して、10代20代で好きなように来れたときみたいに自分の時間が作れる年齢になってきたのも重なって、今そういうことになっているのかなっていう気がしています。メンバーのテンションとしても、毎年4月のツアーと、最近だとビルボード(ライブハウス・Billboard Live)をやらせてもらったり、秋冬のツアーを通して、“ファンの人たちが待ってくれているからそこに会いに行く”のが自分たちのモチベーション、目標になっていて、今、少しずつできているのかなって思います。

解散・再始動を経て37周年!LINDBERGが語るオリジナルメンバーで進む理由とは
川添智久(b)
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小柳"cherry"昌法(ds)
── コロナ禍でエンタメ全体がピタッと止められたり、最近でも戦争だったり、分断だったり、不安定な日々が続いていますが、自分たちが好きなエンタメ、バンドが今も活動してくれる、ライブに行けば会える場を作ってくれることはファンにとってはうれしいですよね。渡瀬もう本当にファンのみなさんのおかげやな。バンドが続けられるのもファンの人がいなかったら厳しかったかもね。

平川やり出して、“あ、やってるんだ”ってファンの方が気づいてくれる。でもまだまだ浸透してないから、表に出てやり続けることをいい歳までやろうかなって(笑)。

渡瀬一つひとつがすごく貴重というか、いつ誰がどうなるか分からへんから、一本一本大切にみんなで体を気遣いながら助け合いながら、4人が元気にステージに立てることのありがたみを感じながらやらせてもらっています。

── 最後に、今のLINDBERGのファンに向けて伝えたい想いをお聞かせください。

渡瀬達也さん、どうぞ(笑)。

平川ひとりが5人、友達を連れてきてください(笑)。気づいてない方もいらっしゃると思うので。みなさんと会うの楽しみですよ。今ライブをやるのが一番楽しいですから。

渡瀬そうなんだって。若い頃を経て色々あって、今が一番楽しいんだって。最高やん(笑)! 羨ましい。だって本当に楽しそうやもんな。達也、それ最高やし、幸せだよ。私は達也の領域までまだ行ってへんもんで。私が60歳になるときは突き抜けていたいよね。色々考え過ぎちゃっているから、もうちょっと軽く行きたい。

平川ファンの顔を見るとすごいニコニコしていて楽しそうなんですよね。だからこっちもそれを見て楽しい。

渡瀬確かに若い頃より今の方がめちゃくちゃお客さんの顔見れてるかもしれへん。ファンの人と自分たちの関係性がより変化してきている。今はもちろんSNSがあるから、ファンの人がつぶやいていることに本人たちが「いいね」押せる時代だから。そういうのもあるけれど、特に最近ファンクラブの人たちとイベントをやって直接ファンの人の想いを聞く機会があるので、LINDBERGの音楽がどれだけみんなの人生に深く関わってきたのかを知ることができる。それを知った上でステージに立つことができるから、歌うときの気持ちの持ち方も昔とは変わってきているので。年に数回しかツアーはないけれど実際に会いに来ていただいて、肌とか感覚とか耳とか目とかすべての五感を使ってLINDBERGを感じていただいて。LINDBERGの今を観たり聴いたりすることによって、時間旅行じゃないけど過去にも連れていくこともできるけれど、未来を感じさせることもできるんじゃないかなって最近思っているので。楽しみに会いに来てほしいな。

<リリース情報>
デジタルシングル
「Be Okay」
配信中
配信リンク:https://lindberg.lnk.to/Be-Okay

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「Be Okay」ジャケ写
<ライブ情報>
『LINDBERG LIVE TOUR 2026 「Hello!New Days」』

4月3日(金) 神奈川・新横浜NEW SIDE BEACH!!
開場18:30 / 開演19:00

4月5日(日) 愛知・名古屋ダイアモンドホール
開場16:00 / 開演17:00

4月10日(金) 大阪・GORILLA HALL OSAKA
開場18:00 / 開演19:00

4月12日(日) 福岡・福岡DRUM LOGOS
開場16:00 / 開演17:00

4月17日(金) 北海道・札幌cube garden
開場18:30 / 開演19:00

4月19日(日) 宮城・仙台darwin
開場16:30 / 開演17:00

4月26日(日) 東京・EX THEATER ROPPONGI
開場16:00 / 開演17:00

【チケット情報】
スタンディング:7,700円(税込/ドリンク代別)
https://w.pia.jp/t/lindberg-a/

LINDBERG オフィシャルサイト
https://flight-lindberg.com/

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