2021年6月3日 07:00
佐藤流司の強さの秘密「自分の人生の主役は自分だから」
撮影/友野雄
自分らしく生きること。それは、とてもシンプルで、とても難しいこと。だけど、私たちがもっとハッピーに生きていくために、自分らしさは欠かせない。
そんな“自分らしく生きること”の大切さを、とびきりポップに、どこまでもキュートに教えてくれるのがミュージカル『ジェイミー』だ。
主人公は、16歳の高校生・ジェイミー。彼には、ドラァグクイーンになるという夢があった。その第一歩として、高校のプロムに本来の“自分らしい”服装で参加しようと決意するが、その行く手には様々な偏見や迫害が待ち構えていた。
演劇の本場・イギリスで大ヒットしたミュージカルが日本初上陸。
確かな実力とフレッシュさを兼ね備えたメンバーで華やかにお届けする。
そこで今回は、いじめっ子のディーン役を演じる佐藤流司(※Wキャスト)にインタビュー。その言葉には、何があっても決して自分らしさを曲げない佐藤流司らしい強さがあった。
批判を受けても新しいことに挑戦し続けたい
――佐藤さんの演じるディーンは、ジェイミーに辛辣な言葉を浴びせるいじめっ子です。ディーンを通じて、この物語の中でどういう役割を果たしていければいいなと思いますか?
才能がある人だとか、新しいことに挑戦したり、自分の考えにないことをやろうとする人に対して否定的な意見を持ってしまうのって人間誰しもある感情で。