くらし情報『GLIM SPANKY、メジャーデビュー10周年を記念した日比谷野音オフィシャルレポート』

2024年4月1日 12:00

GLIM SPANKY、メジャーデビュー10周年を記念した日比谷野音オフィシャルレポート

続いてこの10年間、GLIM SPANKYのライブを休むことなく支えてきたベーシスト、栗原大の名前が呼ばれたのだが、その瞬間聞こえてきたのはベースではなくフロアタムとシンバルの音。まさかのかどとの打楽器セッションに沸きに沸く会場。そして「怒りをくれよ」が始まる。フェスやイベント含め、もっとも数多く演奏されてきたもっとも人気の高い曲が新しい演出によりフレッシュに躍動する。さらに眼光の鋭い高速ブルース「不幸アレ」で畳みかけ。フィジカルな盛り上がりという意味では、この日の最高を叩き出した。

終盤はGLIM SPANKYの持つ珠玉のロックバラードのうちのひとつ「美しい棘」からスタートする。ライブでの合唱を意識したという強いコーラスが響く「Innocent Eyes」で高まる一体感。
松尾と亀本が街を歩いていたところ、偶然路上アーティストの歌う姿を目にしたという「大人になったら」(ライブ後のオフィシャルXアカウントで、そのときの動画が紹介され話題に)、同タイトル映画の主題歌「リアル鬼ごっこ」と、初期のシングルで本編を締めた。

GLIM SPANKY、メジャーデビュー10周年を記念した日比谷野音オフィシャルレポート


アンコールの1曲目は、ファーストアルバム『SUNRISE JOURNEY』から、ストレートな70’sロック節と歌詞、さすがのメロディセンスに痺れる「サンライズジャーニー」。

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