「Help! The 映画配給会社プロジェクト」見放題パック第2弾の配信が開始 新たに8社、計137作品が追加
日本の独立系配給会社が、コロナウイルスの影響からの難局を乗り越えるため立ち上げた「Help! The 映画配給会社プロジェクト」。この度、独立系配給会社別の見放題パック第2弾の配信が開始された。
「Help! The 映画配給会社プロジェクト」は、将来的には独立系配給会社団体として、諸課題の改善や情報共有に取り組むことを目的とした独立系配給会社による団体。今回は、現在の非常事態を乗り切る「配給会社別 見放題配信パック」を緊急アクションとして実施している。
参加会社は、彩プロ、アンプラグド、エスパース・サロウ、オンリー・ハーツ、クレストインターナショナル、ザジフィルムズ、サンリス、シンカ、セテラ・インターナショナル、ハーク、マジックアワー、ミモザフィルムズ、ムヴィオラ、キノローグ、サニーフィルム、チャイルド・フィルム、ドマ、ノンデライコ、パンドラ、ユナイテッドピープルの全20社。
第2弾は、彩プロ、アンプラグド、エスパース・サロウ、オンリー・ハーツ、サンリス、シンカ、ハーク、マジックアワーの8社による137作品がラインナップされた。
彩プロの見放題配信パックには安藤桃子監督の『0.5ミリ』やヨルゴス・ランティモス監督の『籠の中の乙女』など30作品、アンプラグドの見放題配信パックにはグザヴィエ・ルグラン監督の『ジュリアン』やマット・シュレーダー監督の『すばらしき映画音楽たち』など5作品、エスパース・サロウの見放題配信パックにはノア・バームバック監督の『フランシス・ハ』やリチャード・アイオアディ監督の『嗤う分身』など16作品、オンリー・ハーツの見放題配信パックにはヌリ・ビルゲ・ジェイラン監督の『昔々、アナトリアで』やアブデラティフ・ケシシュ監督の『クスクス粒の秘密』など30作品、サンリスの見放題配信パックにはノエミ・ルヴォウスキー監督の『マチルド、翼を広げ』やイルディコー・エニェディ監督の『私の20世紀』など6作品、シンカの見放題配信パックにはパオロ・ヴィルズィ監督の『人間の値打ち』やジャファル・パナヒ監督の『人生タクシー』やなど25作品、ハークの見放題配信パックにはノ・ドンソク監督の『ゴールデンスランバー』やチェ・ドンフン監督の『暗殺』など15作品、マジックアワーの見放題配信パックにはリューベン・オストルンド監督の『フレンチアルプスで起きたこと』やラヴ・ディアス監督の『立ち去った女』など10作品がラインナップされている。