くらし情報『笑福亭鶴瓶を17年間撮り続けたドキュメンタリー映画、『バケモン』7月2日公開』

2021年6月17日 15:15

笑福亭鶴瓶を17年間撮り続けたドキュメンタリー映画、『バケモン』7月2日公開

『バケモン』 (c)DENNER systems

(c)DENNER systems



笑福亭鶴瓶のドキュメンタリー映画『バケモン』が、7月2日(金)より全国順次公開されることが明らかになった。

本作は、様々なドキュメンタリー番組をディレクターとして手がけてきた山根真吾監督が、鶴瓶を17年間追い続けて撮影し続けた1600時間の映像を、一本の映画に編集したもの。

すべての始まりは隠し撮りだったという。2004年、鶴瓶の落語『らくだ』初演を無許可で撮影したとき、その芸に衝撃を受けた監督は、「『らくだ』を追いかけたい」と正式に申し込み、「俺が死ぬまで世に出したらあかん」という条件付きで撮影を許された。その日から監督は、『らくだ』の他にも「鶴瓶噺」のステージから楽屋、打ち上げの席など、公私の境のない様々な人々との交流まで、ゴールを決めないまま追い続ける。

そして2020年、様々なエンタテイメントが次々と中止になる中、4カ月ぶりの鶴瓶の舞台では、わずか19人の観客を前に『らくだ』が演じられた。山根監督は、その新たな境地に到達した芸を目の当たりにしたことで、17年間1600時間の映像を、一本の映画にすることを決断したのだという。

本作の撮影・編集・構成・演出を山根真吾監督が務め、ナレーションを香川照之、音楽を服部隆之が担当した。

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